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「だめ」を 言うとき

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


道端のミモザが 


小さいつぼみをつけ始めています。


実はもう あちこちで 春なんだなぁ。

プリングルスで よくやるつーーー(笑)。


あひる隊


寒空の下でも ぐわっぐわっと 元気です。


元気なときもあれば


感情が 噴き出すときもあるわけで。


そのふり幅が 大きいのが 


2,3歳児の 特徴なわけで(笑)。

朝 あることをきっかけに


押し合い 叫び合い 泣き叫ぶ。


感情を むき出しにして。


でもその後 あいさつをするときに


Hくんと 手をつなごうとする Kくんがいた。

少し こころが 落ち着けば


行動も 落ち着く。。。


ことはなく

感情に 火がついてしまった Hくんは


Wちゃんの水筒を いきなり奪ったかと思うと


駆けだした。


それを見ていた Sくんが 追いかける。


ヤバい!


と思った瞬間 投げ捨てた。

すぐに拾い上げ


Wちゃんに 手渡す Sくん。


まだ 朝のけんかが 尾を引いているHくんは


今度は


Dくんの 帽子をとって


投げ捨てた。

「やめて!!」


と 言っているにも関わらず。


Dくんは 帽子を静かに拾うと 


また 焚火の続きをした。


Sくんにせよ


Dくんにせよ


Hくんに やり返さない。


Dくんに どうしてか聞くと


「だって やり返すと やり返すし ずっとそれだから。」


と。


Dくんが やり返さないことで


それを 止めたんだ。


でも モヤモヤが 残っていてはいけない。


がまんが あっては よくない。


やり返さなかったことは すごいねと伝えつつ


「いやな気持ち」は 相手にちゃんと言うこと


も 付け加えた。


「やだ!」を言うことは 悪いことじゃない。


モヤモヤを 抱えるほうが


身体と こころに よろしくない。

ぎゃーーー!!!


今度は なんだ!?


焚火台で 薪をくべたいKくん


焚火の真ん前で 火を見たいWちゃんが


お互いに その思いを伝えることなく


押し合い へし合い。


それで 二人同時に 号泣。


ふたりとも ふだんは


きちんと気持ちを 伝えられる。


でも 「したいこと」が勝つと


もう ことばなしに


身体をはって 気持ちを通そうとする。


だから 争いは起きる。


さらには 焚火台の 近くだったので


「ここで 押したり 叩いたりは だめだ。」


ということを 伝えた。


森のようちえんは


子どもたちが 主体的に動くところだから


おとなは 「だめ」って言わないところ、


という へんな噂もあるようだけど


「だめ」は 言います。


いのちとけがに 関わるときだけは。


いのちは ひとつだと 思っていたけど


昨日 知人が 3日間行方不明だと聞き

(無事 見つかりましたが)


家族は いてもたっても いられなかっただろうと思った。


そしたら


自分の だいじないのちは 


自分だけのもじゃないんだと


気づかされた。


だから 一生懸命 守るんだと。


「お話ししてね。」


あたしたちスタッフは よく言います。

その後


「ねぇ もうちょっとそっち行ってくれる?」


「いいよー Wちゃんもやる?」


そんなことばが 聞こえてきた。


あのふたりだ。


あたしは 少し離れたところにいたが


その会話が 聴こえてきて


やわらかい気持ちになった。

Hくんも Wちゃんと この通り♡。


Wちゃんは 水筒のことで 泣いたが


「Hにも やさしく言ってみるね。」


と 言っていたそうだ。


やさしいことすると


やさしさが 返ってくるよ。


いやなことすると


いやなことが 返ってくるよ。


こまめで よく伝えることばだ。


相手は 自分。


自分は 相手。


本当の自分を よく見よう😊。

 
 
 

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