こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
今日もいつもの場所にてさくらんぼ狩り!
と思いきや、Wちゃんはさくらんぼ拾い?!
みんなが上を向いて「とれなーい」と言っている中、Wちゃんは下を向いて食べられるさくらんぼを探している。
固定観念に縛られない発想、さすがだなあ✨
その頃他のみんなはいろんな作戦を実行中。
前回は木登り作戦を考えたAちゃん、今日はまずおんぶ作戦。
Yくんに乗ってもらおうとするも、2人で同時に立ち上がるという謎の動きになってしまった。笑
でも、そんなことでは諦めないお二人。
今度はジャンプジャンプ!!これだけで楽しそう😆
今度は、手の届きそうな枝を発見。さくらんぼはついていない枝だったのでこれまでは見逃していたものだ。
でも、この枝にぶら下がると、他の枝も下がることに気づいたAちゃん。
それに気づいたYくんは、「僕に任せて!!」と協力技を。
無事に自分たちの手でさくらんぼが獲れましたとさ♪
いやあ、諦めない心って大事だ。
諦めなければ、夢は叶う✨
小腹も満たしたところで、再出発!
Aちゃんは「ついてきてね」と言って、Eちゃんの前を歩く。
きっと、この一言がEちゃんの安心に繋がるんだろうなあ。
いつもの場所に着くと、早々に自分のザックを降ろして水分補給まで終えたDくんが遊びに行かずに待っている。
見ていると、胸のバックルを外せない子に「大丈夫?やろうか?」と声をかけているではないか。
どんどん遊びに行けるはずなのに、仲間のためを想って行動できることが素晴らしいなあ。
そんなDくんの姿を見ていたWちゃんも、
「Wちゃんがやるわ〜!」とお手伝い。
見て学んで、行動に移す。これの繰り返しだね!
先輩たちの背中は偉大だなあ。
こんな斜面も軽々登ったと思えば・・・
上からダッシュ!!
そのまま向こうの小山まで行くと、「次来ていいよー!」とTくん。
さらに、「ぶつかっちゃうから、こっちに曲がって〜」と誘導までしている。
道をあけて待ち、最後の1人が降りてから、登る。
ついさっき、安全のためにずんずんが他の子に声をかけていたことだ。
本当によく見ているし、その意図もしっかり理解しているんだ。
途中、Kくんが来た時には、上にいたDくんと連携を取り合って、
「D、上から見てて。先にKに行ってもらって。」とTくん。
Dくんも危なくないように、誘導してあげていた。
安全の見守りまでできてしまうのかいな?!?
子どもたちは、想像以上に周りをよく見て行動しているなあと感じる。
もちろん、先輩たちの輝かしい姿も見ているし、
同年代の子たちのこともよく見ている。
YSくんはダンゴムシ集めに夢中になっていても、
浮かない顔をしたWちゃんのことを見逃さずに「Wちゃんどうしたの??」と声をかけていた。
Kくんは、1人でやり切ろうと頑張っていたHくんを見て、
「見てー!1人でできてるねえ。」と応援してくれた。
「Kちゃんの棒はどこいった?」と一言つぶやいただけで、
「これあげるよー」とSくん。
2歳だって、やってもらっているばかりではない。
こんなことだってできるんだ!
自分のことがままならなくたって、誰かのためにしてあげたい、という気持ちは誰だってもっているんだなあと気づかせてくれる子どもたち。
こうして振り返ると、
手伝いすぎてしまったかなあ、
いらない声かけしてしまったかなあ、
と反省も多々ある。
「子どもたちを信じて待つ」って、難しい。
私も一緒に日々成長だ。
今日も素敵な時間をありがとう。
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