いつもと違う
- はな
- 2023年12月12日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
2人と目が合っているのは・・・

・・・こけし♡

1枚目の写真は仲良しのYくんとSくんコンビ。
絵本タイムの前に2人でふらっと出かけようとした時、
Sくんが「絵本読んでからにしよっか。」とYくんに言って、戻って来たのだった。
「今は絵本の時間。朝の会が終わったら遊ぶ。」
繰り返していけば、必ず子どもたちは分かるんだなぁ✨
今朝は雨が降っていた。
カニも顔を出す🦀

それを焚き火用トングで捕まえる。笑

カニも掴むことができれば、
枯れ葉だってこんなに掴むことができる!

いつもなら、これだけの葉を入れればおおきな炎が上がるのだが
今日はしめっていてなかなか火がつかない。

ずんずんが頑張って息を吹き込んで炎が復活した瞬間、
それを見ていた周りの子たちの顔もパッと明るくなった✨

そんな炎を皮切りに、各々の遊びが始まった。
バスごっこをしたり

タパさんトンネルくぐったり✨

小屋周辺での遊びが続いて、
しばらく経つと、何も言っていないのに東屋に集まり出した。

こっちでも、のんびり談笑タイムだ。

遊びは、自然と収束の方向に向かう。
やり切った人たちは眠そうなくらいに。笑

小屋周辺での遊びがじわっと広がって、静かに収束していった今日の子どもたち。
今朝は雨が降っていて沢も増水していたので、
いつもとの違いを感じてもらおうとみんなで耳を澄ませた。
「雨の音がする」「川の音がする」
それぞれが感じる中、右奥に映るTくんはなんだか今日は落ち着かない様子。

Tくんはいつもと違って、1人でふらっと遊びに出かけた。
そして、川が見下ろせる淵まで来て一言
「お水、いっぱいだねぇ。」と言って、足はそこで止まった。

いつもならここで枯れ葉を水に落とすのだが、いつもよりも手前で立ち尽くしていた。
いつもとの違いに気づき、
自然の怖さを感じた瞬間のように見えた。
子どもたちは、
「いつもと違う」をあらゆる場面で感じる。
いつもと音が違う
いつもと空気が違う
いつもと相手の様子が違う
いつもと自分が違う

違いが分かるから、
「じゃあ自分はこうする」と、
自分が出来上がっていくのだろう。
私たち大人は
子どもたちの「いつもと違う」をより多く探して追求し、サポートし、時には受け止める。
これは
切り取った場面に囚われるのではなく、
前後の関係をよく観察しないとできないこと。
「いつもと違う」を見つけた先に、
一歩進んだ子どもたちの成長があるはずだ。

今日も素敵な時間をありがとう。
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