お互いが納得するように
- はな
- 2024年10月17日
- 読了時間: 2分
「わっしょいピッピー!」
兄弟で遊ぶ2人。
以前見たお神輿に飾りがついていたから、帽子を飾りにしてみたんだって。
子どもって、思い出を遊びで表現するのだなぁ。
日陰にいると風が気持ちいなぁなんて言いながら、子どもたちをゆっくりと見守れるね、とずんずんと話していた。
その余裕があるくらいに、子どもたちは各々の遊びを展開している。
もちろん、争いはあるのだが、その都度話をして自分たちで全部解決しているのだ。
今日の最年少は、Sくんだ。
今日で2歳のバースデーボーイ!
まだまだお兄さんたちにお世話になることが多いが笑、
今日は先輩たちの遊びにどんどん入り込んでいった、果敢な2歳!
だが、まだまだ遊び初心者なので
目の前にある欲しいものは全て無言で取っていこうとする。笑
でも、そんなSくんの想いを汲み取ってあげることができるのが先輩たちだ。
「◎△$♪×¥●&%やりたいの!」
と恐らくSくんがやりたいの!と言ったであろう言葉をキャッチしたKSくんは
「いいよ、これやりたいの?」と返事をしてくれた。
通じているじゃないか!笑
さらに、Zくんが「これも使う?」とスコップを渡していた。
Sくんの気持ちが分かるんだなぁ。
他の子たちが当たり前のように会話しながら遊んでいるが、Sくんを見て思い出した。
そういえば、みんな最初はこうだったのだ。
それが、先輩たちに想いを汲み取ってもらい、代弁してもらい、時には取っ組み合いをして、伝える練習を繰り返してきて今がある。
今日は、
「これ貸して〜」「ダメ、でもこれは使ってないからいいよ〜」
「僕も使いたい!」「じゃあ順番こで使うのはどう?」
などと、お互いが納得する方法を探して会話をしている場面にたくさん遭遇した。
ここまでできるようになっているのだ。
自分だけよければそれでいい子は、ここにはいない。
自分が我慢して相手を優先することもしない。
お互いが気持ちよくなれるような方法を
考えて行動すること、
見習わなければいけないなぁ。
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