こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を 引き出す
元小学校教師の ずんずんです😊。
学生時代に 七夕の願い事に
「すべてが おれのために うまくいきますように。」と書いた友人は
現在 お寺の住職です。
檀家さんが 心配です。

今日は 霧DAY!

霧こまめデビューの Rちゃん。
ある意味 特別な一日。
遠くでは 「霧の中の 絶望」(笑)。

が この二人
いつの間にか 脱走!(笑)
しかも 手つないでるし。
愛の逃避行かっ!

ま、気を取り直して 出発。
少し先輩の Iくんが ささっとまわってきて お手伝い。
ありがとう!

霧の日って おもしろい。
雨粒がかかった 蜘蛛の巣が
霧がかる 白い背景に
はっきりと浮かんで見える。

この横顔 やわらかい。

短冊を見つめる Hくん。
さっき 七夕の歌を歌っていたら
「もう一回、もう一回。」とリクエストが絶えなかったので
調子にのって 何度も歌う。
山の中は いい発声練習ができるなぁ(*^^*)。
毎日 歌ってるので いい気持なのであーる。本人は(笑)。
ジャイアン リサイタルになってないことを祈る。
Hくんの願い事は 「お兄ちゃんになりたい。」だそう。
憧れがあるんだね。
Aくんは 「もっと梅を採りたい。」(笑)。
山の恵みを くまなく あさっていた、いや 食していたAくん。
今年は 「狩り」に目覚めたね!

土手をあがるRちゃんに
「手伝ってあげる。」と手を出すHKくん。
まわりまで見られるようになったのね、感心しちゃった( ;∀;)。

が その後 楽しい思いが強くなり
HIくんの枝が欲しくて 追いかけまわしたり

背中を押してみたり ゆさぶったり。
でも この二人は 優しすぎて ただ泣くだけ。
言い返すこともなければ やり返すこともない。
だから HKくんは もっとやる。
ちょっと厳しい言い方をすれば 「優しい」んじゃない。
誰かが 助けてくれるのを 「待ってるだけ」なのだ。
やられてる最中にも
あたしの顔をちらり ちらり。
ずんずん なんとかしてよー!言ってよー!の顔。
目は口ほどに ものを言う。
あたしが 出て行って 「ぐぉらぁぁぁぁ!!!」と
すごい剣幕で HKくんを怒りまくるのは 簡単。
でも あたしはHKくんが じゃれたいだけなのがわかっている。
あたしは 悔しくない。
どうにかしたいのは 誰なんじゃい?
と思ったあたしは
二人に 話した。
「どうしたいの?」と。
「やめてほしい。」「やな気持ち。」
口々に言う。
その気持ち伝えたか聞くと うんと言う。
確かに 言っていた、か細い声で
「やめてよぉぉぉ。」「やだよぉぉぉ。」。
でも その気持ち(心)が 伝わってないから
まだ向こうは じゃれたくてやってくる。
本当にやめてほしいの?
その気持ち ぜーんぶ伝えたの?
あきらめちゃってない?
もう できないー!って 思ってない?
ずんずんが やってくれるって まかせちゃってない?
と ひとつずつ 話をした。
二人とも 真剣に聞いてくれているのがわかった。
2,3歳児には難しい話かな?
そんなことはないと あたしは思ってる。
だから伝えた。
このときに あたしは
対 ひとりの人間として話をしてるなぁと客観的に感じた。
幼児に対して、ではない。
心って 伝わると 感じるんだ。
年齢は関係ない。
二人の目を見て 伝わったことが 確認できたので
見ていたら
すでに HKくんの方が ヒートダウン(笑)。

よしよし、だって。自分がけしかけて 泣かせちゃったのに(笑)。
こういうのが おもしろいなぁ。
そして HIくんも 「ありがとっ。」なんて言っている。
HKくんは 変わったなぁってことが わかったから
このけんかでは とことんまで見ていた。
だって HKくんは 枝を欲しいんだけど
前より 力が入っていない。
その変化に えらく 感心してしまったあたし。
これからどんな 関わり方に変化していくかも楽しみ。

子どもたちは かなり 長いこと 大きな声で 泣き叫んでいたので
いつまでも泣き止まない幼児の泣き声を聞いて
心配した? 様子を見に来た? 車が 何度も通る。
山の中の 見えないところで
子どもの叫び声。
尋常な事態ではないよね💦。
でも あたしたちは 胸張って
子どもの成長を 捉えている。
うん、そうだ。
気にしない!

きょうも特大きのこに 怯えつつ(笑)歩いていくと
アスルクラロ沼津の選手たちが
子どもたちを取り囲んで
たくさんお話をしてくれた。
ゴン中山選手には
「こんな大きな荷物 しょってすげぇなぁ!」
土手を登る姿に
「ここまで登れるの!?すげぇなぁ!」
と誉められ
「すごいでしょ!」と答える HIくん(笑)。

そして
オレンジのおみやまでいただく!
あたしには バナナのおこぼれがぁぁ!
ありがとうございますっ!!
昼食後に 秒殺で食べ終わったぜ(笑)。

短い間に いろいろなことが起きて
山の中で 濃い時間を過ごす 子どもたち。
それぞれの想いと オレンジをザックに詰め込んで
母のもとへ向かう。

初めてお母さんと 5時間も離れ
重いザックを背負って 泣きながらも歩き続けたRちゃん。
その想いを知ってか知らぬか
「手つなご。」と手をとるHKくん。
あったかいなぁ、こういう光景。
てか、指を絡めて 恋人つなぎじゃん!
ぬかりないな、おぬし・・・。(笑)

こちらは 特急列車。
次の駅は 「お母ちゃん駅」なんだって。
詩人やな、しかし。

ただいまーーーー!!
みんな笑顔の 「お母ちゃん駅」のホームにて。