こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
朝の絵本タイムで
読み始めると、一気に空気が一つになるこの瞬間とこの眼差しが好きだ。
去っていく家族の車が気になったり、泣いていたりしても、全員がグッと集中する瞬間がやってくると、私も気が引き締まる。

さて、お気づきでしょうか、Eちゃんが泣いていないということに。
日に日に泣き止むまでの時間が短くなっていったEちゃんの最速記念日。
泣かないのがいいわけではなくて、寂しさを忘れるくらいに周りが見えてのめり込めるってのが、素晴らしいことだなあと思う。
一昔前までは泣きに泣いていたRちゃん、今や誰よりも前のめりに名前を呼ばれるのを待っている。

Rちゃんから始まった返事の連鎖は、なんと全員続いた今日。
朝から気持ちがいい✨

うん、朝から絶好調!笑

Kくんが車の絵本を持ってくることを楽しみにして来たというTくん。
Tくん「Kくん、ブーブの絵本持ってきた?」
Kくん「うん」
その答えを聞いてから、Tくんは「見せて?」と尋ねる。

Kくんは「見せて」に対して、自分のカバンを開けて見せようとしていた。

言葉が拙い2歳同士でも、こんなにもコミュニケーションができるんだ。
人に興味をもつ子もいれば、

自分のやりたいことを見つけてひたすら遊ぶ子もいる。
(地面の指の跡からもわかるように、30分以上もひたすら泥遊びに没頭したRちゃん。)

たんぽぽも一気に花開き始めた。

たんぽぽとの出会い♡

沢遊びで疲れてきたら、クレソン食べ放題。
いやあ、春って最高ですね!!

それぞれの思うがままに遊び、時間はあっという間に過ぎて
振り返りの時間がやってきた。
今日の出来事で伝えたいことを、一人ずつ立ってお話しするという時間。
話す順番は決まっていないし、こちらから指名することもない。
話し終えた子を見て、自分のタイミングですっと立ち話し始める子どもたちを見ると、
毎度幼児には見えないなあと思う。これだけできてしまうのだ。

Eちゃんに、話したいことある?と聞くと、「うん」と言って立ち上がった。
もうこれだけでも驚きだが、Eちゃんは話し始めたのだ。
「みんなで・・・・
ザクザク〜・・・歌った。」(お弁当の時に歌う手遊び歌のこと)
「みんなで」という言葉を聞いただけで、震えた。
Eちゃんは、「みんなで」歌ったことが楽しかったのだと、伝わってきた。
家族と離れて、初めての集団生活の場である子が多いこまめ。
それは頭ではわかっていても、日々過ごしているとつい忘れてしまいそうになる。

Eちゃんを見ていると、とにかくいろんな仲間の中に入り込んで知ろうとしているのを感じる。
Eちゃんにとっては、仲間がたくさんいること自体が、特別で刺激的で楽しいものになっているんだろうなあ、と振り返りの一言を聞いて思った。

年齢も好みも経験もバラバラな仲間たちが集うこまめ。
大人が思う以上に、子どもたちは仲間同士で影響し合って生活しているのだろう。

みんなで過ごすことの価値を再確認した今日に感謝!

今日も素敵な時間をありがとう。
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