こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を引き出す
元小学校教師の ずんずんです😊。
こまめ保護者Rさんに
「ずんずん髪が伸びたじゃん。女子っぽい。」
と言って なぜか 爆笑されました。
愛されてるなぁと
相変わらず 勘違いして生きております。


久ぶりの こまめ。
初めての かもしか小屋。
来たそうそう 「帰りたい。」と言っていたYくん。
でも なんとか落ち着き
ママの車を見送ると ぽつり。
「あのね 久しぶりだったから 泣いちゃったの。」って。
冷静に自分の判断できるなんて すごいなぁ。
そのあとの遊びで
もうご機嫌の顔だったから 大丈夫だと確信✨。

ほらね😊。
子どもたちって 「オナモミ」知らないみたい。
あたしは 小さい頃
「ひっつきべったん」と
何やら 長々しい名前で 呼んでいた
ひっつけあいごっこの 定番アイテム。
子どもたちは
「このチクチク何?」とか
「痛そうだよ!!」とか言う。
そうか 触ったことも 見たことも
遊んだことも ないんだね。
でも 何年か前に
子どもたちが このひっつけあいごっこを
しなくなったので
この種が 絶滅した、と聞いた。
オナモミは
人間が そんなふうに
遊ぶことでしか
運んでもらえず 種を増やせない。
動物に ひっつくことはあっても
オナモミは 枝にがんこに ひっついているため
なかなか とれることが少ない。
(何度も書いてて思ったけど 「ひっつく」って方言かな?)
ということは
子どもたちの 自然の中での遊びと言うのは
自然界にとっても
すごく重要な役割を 果たしているではないか!!
遊び尽くそうぜ 少年少女たちよ!!
でも なぜか今日は
沢を目の前にして

ちーん(笑)。
まぁ 今日は 気温が低かったしね(;^ω^)。
でもそんな中
自分たちが選んだ遊びに 没頭する。

「釣り」は 大人気。

たまに モクズガニがいるそう。
あたしも捕まえたい!!

寒いから 走る!
身体 温まったかな??

沢の 音のする方へ歩いていく。
小さい滝のようなものが あらわれ
立ちすくむYSくん。

あとから来た Yくんは
泡ぶくへ 足を突っ込み
Sくんは 大ジャンプ!
それぞれの 遊び方が ちがっていて おもしろい。
YSくんはというと
刺激を受けて
段差を上りたくなったよう。

Yくんを ぎゅっとつかむ。
今日 初めて会ったとしても
もう 隣にいるだけで 心強い「なかま」。
冒頭の写真では
さらに Sくんも加わって
みんなで 「ぎゅっ」としあう。
その つながりが
言わなくても 伝わってくる、
そう 後ろ姿だとしてもね。
気持ちって 「ことば」ではないんだね。

Aちゃんは YSくんが できないと言っていた
シートをたたむのを お手伝いしてくれた。

そんな たくさんの助け合いの 場面から
今度は YSくんが
「いっしょに行こう。お弁当楽しみだね。」
と Hくんに手を差し伸べる。

自分のお弁当の準備ができたら
「オッケー!!」
いちばん楽しみなじかんだね。

お弁当後は いよいよ 火をつける。
わくわくしていた子どもたちは
積極的に
乾いた葉っぱや 小枝をかき集めていく。

マッチのつけ方を伝えると
みんな集中して 真剣に聞いている。
それだけ 「火」って 大事なもの
扱いが 大変なものっていう ニュアンスは
伝わるみたい。

だから 無謀なことをする子は一人もいない。
「話を聴く」って
いちばん 能力の高い 技術かもしれないなぁ。

「火」って 怖いイメージをもつ子もいるかもしれない。
「火」は
文明的な 発見で
それで 人類は栄えてきた。
とっても 便利な手段。
でも 使い方を 誤ることで
「怖いもの」へと 変化してしまう。
そこを 子どもたちと いっしょに
学んでいけたらと 思う。
さっきの 滝の前に 立ち尽くしていたのもそうだけど
一歩が出ないと
次に 何がやってくるのかわからない。
それが 楽しいことなのか
びっくりすることなのか
怖いものなのか。
いづれにせよ
一歩出すことで
「今」とは違う 環境には 出会えるチャンスだと思う。
それが 違かったら
また そこから
新たな「一歩」を 出せばいい。
出すのが怖かったら
そっと 背中を押したげるから♡。

♬ 重い扉を 押し開けたら
暗い道が 続いてて
めげずに歩いた その先に
知らなかった世界・・・ ♬
(スピッツ 「優しいあの子」より)