こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
乗っていたランクルを 事情により手放したけど
未練たらたらの 毎日です。。。

「これね Kくんの たからもの!」
そういう Kくんの顔つきは
精悍で たくましい。

今 こまめで流行っている
秋の風物詩 「四方竹(しほうちく)狩り」(笑)。
折れるような やわらかいところの間で
ポッキーンと 気持ちいい音をたてて とれる。
Kくんは 片手でとろうとしたため
すぐには とれなかったが
片方の 四方竹を置こうとせず(笑)
必死に 片手に力を入れていた。
何度かねばって ポッキーン!
いい音が 響き
Kくんの 笑顔もはじけた。
だいじそうに抱えるその姿は
自分で とったんだ!という 自信のあらわれ。

どんどん 樹林帯へ やってくる こまめたち(笑)。
が

たくさんのつるに 足を取られる人々。
故に

号泣。

それでも 決して 手を止めなかった 子どもたち。
靴を脱ぎ
原因はなにかを 突き止める。
泣いていては 見えない。
声を かける。
「よく 見て。」
泣いて目を そらす。
できなくて 目をそらす。
でも 見ないと 進めない。
やるしかない。

自分で つるから 脱出できた 子たちが
次々と
到着ゲートへ(笑)。

足元もそうだったけど
頭上も 両手をあげて はねのけて。
たった 数分の出来事なのに
このゲートを くぐるときには
少し たくましくなっている。

到着ゲート近くでは
ひとりたたずみ
四方竹の皮を むきむきしている
仙人のような
Nちゃんが いたが(笑)。

すぐ足元には
青大将だろうか、
蛇の抜け殻が。
目の部分まで くっきりと きれいに抜けている。
今日の つるの教訓を越え
慣れてきたころには
もっと 違うなにかを 見つけていくであろう 子どもたち。
今日は 気づかなかったことが
明日は 気づくかも。
明日でなくとも
大きくなってからでも
その気づきは いつになっても
よいと思う。

「あ!」
と 思ったときが
そのとき。
あれが あれだったのか!(笑)
と 思ったら こっちのもんだね✨。

よく見たら
気づける。
見ようとする。
自分にも 言い聞かせて。