こんばんは!
元 こまめっ子母ちゃん、
スタッフのももこです。
落ち葉を拾っていたら、そこに役目を終えた?蜂の巣が。
初めて見た子も多いだろう。
それぞれみんなが、じっと観察する。
自然が生み出すものは、見惚れるほど美しい。
本日こまめデビューのYくん。
1人になった寂しさをグッとこらえる。
が、やはり寂しい気持ちは抑えられない。心が外に向かない。
朝の挨拶で丸くなる時も、なかなか手を繋ごうとしない。
そこに現れたKちゃん
Yくんの手を取る。しかも、優しく握る。
Yくんはふんわりとそれを受け入れた。
うん、大丈夫。この風景を見て、そんな風に私は感じた。
それでもやっぱり悲しさは忘れられず、泣くYくん。
先輩こまめっこたちが順々に気に掛ける。
声をかける子、見つめる子、頭を撫でる子。
それぞれの方法で。工夫して。
そんな中はじまったジャンプ大会。
一番年上 Tくんが、大きく生き生きとしたジャンプを繰り広げる。
それにみんなが追随する。
Tくんをじっと観察するYくん。
「ボクにもできるかも知れない」
そう感じたのか
笑顔を見せ飛び降りる準備!
だけど、自分はまだジャンプはできないと判断し
するすると、足から降りることを決める。
この時点で、意識が前に進んでいる。
もう、朝のような寂しさはないね!
どんなに寂しくても、悲しくても
こどもたちは自分の力で前に進んでいける。
その進み方、方法を見つけるのも自分。
自分に合う方法を見つければ良いんだ。
こちらは、バケツに水を入れていれ、運ぼうとしている子たち。
どこまで入れる?もう少しかな??
となんだか楽しそうに相談。
さぁ運ぶぞ!と少し進んだけれど。。。重い。
思うように前に進まない。
そこで考えたSくん
「○くん、手伝って!」「はい、○くんもね!」
とお立ち台?から指示を出す。とても的確に。
私も指名され(笑)一緒に運ぶ。
やろうと言ったわけではないのに
自然とみんなが「ヨイショ、ヨイショ」と声を合わせているのが面白かった。
Sくんが指示を出してくれたお陰で、無事に任務完了!
自分でやる方法を考え、やってみる。
方法を相手に伝え、一緒にやってみる。
簡単そうで、難しい。
それでもこどもたちは諦めずに進む。
喧嘩しても、ぶつかっても、諦めず進む。
だって、やりたいから。
一緒にやりたい相手がいるから。
失敗して、その方法がダメなことを学ぶ。
じゃあ次はこうしてみよう、と新しい道が開ける。
失敗って良いことだらけだ!
何往復もして、何度も何度も繰り返して
新しい自分を見つけにいこう!
その先には笑顔がいっぱいだからね!
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