こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
2つの並んだ背中、まるで姉妹のようだね。
どうしてこの光景になったのか、時を戻してみよう!
いつものように出発して歩いていると、後ろの集団との距離が大きくなってしまった時、
私が「6人しかいないね。まだきてないのは誰だ?」と問うと、
「S!」「Hくん!」「Aちゃん!」
あっという間に、まだ来ていない子どもたちの名前が出揃った。
そして、すぐにMちゃんとIちゃんは「おーい!」と言って戻って行ったのだ。
そんな姿を見て、まだ入隊して間もないHMくんも仲間の方へ。
そこで、座り込んでしまっていたSちゃんに気づいたMちゃんがSちゃんを助けようとして近づいて行ったMちゃん。
まずは距離を詰め、
近くに座り、
冒頭の写真のように隣に座る。
そして、Sちゃんに話しかけていた。
すると、あら不思議。
Sちゃんもすっかり立ち上がって笑っている。
口下手な、Mちゃんなりの助け方だ。
Sちゃんの心に寄り添ったから、体が動いたんだろうなあ。
ゴールのためにはどんな手段でもいいのよね。
無事にみんなで進み、いつもの場所でひと休憩。
まるで飲み会をしているかのような3人。笑
楽しい時間も束の間、
HEくんがこの水筒をしまおうとした時に、
なかなか上手に入れられない・・・💦という出来事が発生した。
自分のことはどんどんやって、いつも周りの子たちを手伝っているHEくんが、今日は珍しく泣いて困っている。
そんな姿を見ている背中が2つ。
Sちゃんは介入するタイミングを伺っていたのだろう。
私がHEくんに声かけしたタイミングで、手伝おうと動いた。
HEくんが「(チャックが)固いよ〜」と言うと、Sちゃんは「固いよね」と共感。
共感までできてしまうとは、恐ろしい2歳だ。
Iちゃんはずっと近くで見守っていた。
そして、「Hくん頑張れ!ずっとずっと応援してるから!」と声をかけたのだった。
Hくんが進み出すまでずっと近くで見守って、「できたね」と声をかけたIちゃん、
言葉と行動がちゃんと一致している。
これがIちゃんの見守り方だったんだね。
いろいろな方法で仲間に関わる子どもたち。
じっと見守る、声をかけて見守る、必要ならば手を貸す・・・
アプローチの仕方に迷ったら、子どもたちに教えてもらおうと思ったなあ。
今日も素敵な時間をありがとう。
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