バッタにまつわる物語
- momokoishino
- 2022年3月9日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
元 こまめっ子母ちゃん、
スタッフのももこです。

地面に顔をこすりつけ
喜ぶ人

こちらでも

鏡で確認。
そしてまたケラケラと笑う。
なんて愉快だ!
さて、暖かくなった本日。

春の花も次々に。
そして
「バッタがいたよー!」

と、こどもたち大興奮!
(ツユムシ?) 久しぶりの
大きな虫との出会い。

輪になり、バッタを囲んで観察。
こどもたち
バッタのために
何かやってあげたいらしい。

まず、家を作ってあげる。
積み木で製作。

たんぽぽを与えてみる。
「食べるかなぁ?」
そこでHくん
「そうだ!美味しい葉っぱを食べさせてあげよう!」
と沢に駆け出す。

それに追随する人たち。
着いた先は、クレソンの群生
「美味しい葉っぱ」=クレソン
だったらしい。
この前、食べられるとわかったクレソン。
きっとすぐ頭に浮かんだに違いない。

そして
「船に乗せてあげよう!」
と、竹に乗せて浮かばせた。
「楽しそうだねぇ」
と、バッタの気落ちを代弁してくれるHくん。
出会ったバッタのために
みんなで相談し
バッタが楽しくなるように
動いたこどもたち。
それはもう、イキイキとしていた。
バッタと向き合って
想像し動いた時間は
尊い。

Dくんはコップでお水を飲みたい。
でもまだ上手く開けられない。
それを知っていたMくんは
その気持ちを汲み取り
手伝ってあげていた。
そして、飲んでいるところをチラチラ見る(笑)
相手が虫でも人でも
その気持ちを想像すること。
それができるこの子たちは
すごい。
でも
それは最初からできたわけではない。
積み重ね。
誰かがそうやっているのを見て
真似したり
自分がやってもらってきたこと。
そうやって
方法を学んでいく。

今週末は卒こまめ式(こまめの卒業式)
今年も30名近くの子がこまめを卒業する。
みんなと向き合って
私たちも
うんと想像しました。
みんなの気持ちを理解したくて
たくさん想像しました。
そんな時間を与えてくれて
ありがとう!

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