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今ここ集中!

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年2月13日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。






体を寄せ合って、それぞれがそれぞれの時間を楽しんでいる風景。


みんな別のことをしていても、なんだかくっつきたくなるよね。





今日は、暖かい!そんなことを感じてか、自然と「沢行きたい!」との声が上がったかと思えば・・・・


ゾロゾロと移動が始まった。笑



Dくんは、「俺は沢に行くけど、どうする?」とYくんやTくんを誘っていた。


「自分はこうする」という意思をもって提案しているDくん、なんだかかっこよかったなあ。





先頭組が沢に着いた瞬間に、そこにいた全員がさっさと自分の支度をし始めた。


私もせっせと自分の支度が進む。みんないつの間に、こんなにできるようになっていたのだろう。



と、ここでSくんに事件発生。「シートがない!」


その声を聞き逃さなかったのがNちゃん。後ろからの声をよく聞いていたのだろう。





Nちゃん「Nのシート、一緒に使う?」


Sくん「いいの?ありがとう!」


Nちゃん「いいよいいよー。」



そんな大人のようなやり取りが繰り広げられたのだった。





しばらくすると、焚き火の方に残っていたAちゃんたちがカバンも持たずにやってきた。


そして、「泣いている子がいたら助けに来るからね。呼んでね!」とだけ伝えて帰って言ったのだ。


なんと頼もしいのだ。私はいつも子どもたちに助けられているなあ。






さあ、いよいよ入水だ!


入り始めは、なんとなくみんな全身で水を感じているようだった。





今季初入水を果たしたTくんも、「冷たい〜」と言いながら、入るのを辞めないドM。笑


「うおーやるしかねえー!!」と深みにも果敢に入っていく。



と、そんなTくんたちが騒いでいた後


Nちゃんが静かに、冷静に、入水していたのだった。笑



胸まで浸かってもへっちゃらとは・・・恐るべし。



全身で水を感じるHくんも、なかなかすごい・・・。



水そのものを感じたいときは、これが一番だと思ったのだろうか。





身体で楽しむ段階を経ると、Yくんはアイテムを使い始めた。


竹片の面の方を水流に逆らわせると、「重くて下がっちゃうよ」と、大発見。




そして、枯れ草も登場した。


沢底の穴をお鍋に、枯れ草をラーメンの麺に見立てたみんなは、麺を茹でることに没頭した。



なんと、沢で遊ぶこと1時間半。


遊びへのものすごい勢いと集中力だった。






自分で「これをしたい!」と思って動く子どもたちは輝いている。



今日は、片付けも自分たちで「やっておくよ!」と動き出した。


片付けだろうが、お着替えだろうが、やらされていてはここまでできないはずだ。



なんでも、遊びのように「今これをやりたい!」と自分で決めて、自分で動くことが


高い集中力と目の輝きに現れるなあと思う。





子どもたちにとってのこまめ時間は、まさにマインドフルネスだ!







今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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