こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
体を寄せ合って、それぞれがそれぞれの時間を楽しんでいる風景。
みんな別のことをしていても、なんだかくっつきたくなるよね。
今日は、暖かい!そんなことを感じてか、自然と「沢行きたい!」との声が上がったかと思えば・・・・
ゾロゾロと移動が始まった。笑
Dくんは、「俺は沢に行くけど、どうする?」とYくんやTくんを誘っていた。
「自分はこうする」という意思をもって提案しているDくん、なんだかかっこよかったなあ。
先頭組が沢に着いた瞬間に、そこにいた全員がさっさと自分の支度をし始めた。
私もせっせと自分の支度が進む。みんないつの間に、こんなにできるようになっていたのだろう。
と、ここでSくんに事件発生。「シートがない!」
その声を聞き逃さなかったのがNちゃん。後ろからの声をよく聞いていたのだろう。
Nちゃん「Nのシート、一緒に使う?」
Sくん「いいの?ありがとう!」
Nちゃん「いいよいいよー。」
そんな大人のようなやり取りが繰り広げられたのだった。
しばらくすると、焚き火の方に残っていたAちゃんたちがカバンも持たずにやってきた。
そして、「泣いている子がいたら助けに来るからね。呼んでね!」とだけ伝えて帰って言ったのだ。
なんと頼もしいのだ。私はいつも子どもたちに助けられているなあ。
さあ、いよいよ入水だ!
入り始めは、なんとなくみんな全身で水を感じているようだった。
今季初入水を果たしたTくんも、「冷たい〜」と言いながら、入るのを辞めないドM。笑
「うおーやるしかねえー!!」と深みにも果敢に入っていく。
と、そんなTくんたちが騒いでいた後
Nちゃんが静かに、冷静に、入水していたのだった。笑
胸まで浸かってもへっちゃらとは・・・恐るべし。
全身で水を感じるHくんも、なかなかすごい・・・。
水そのものを感じたいときは、これが一番だと思ったのだろうか。
身体で楽しむ段階を経ると、Yくんはアイテムを使い始めた。
竹片の面の方を水流に逆らわせると、「重くて下がっちゃうよ」と、大発見。
そして、枯れ草も登場した。
沢底の穴をお鍋に、枯れ草をラーメンの麺に見立てたみんなは、麺を茹でることに没頭した。
なんと、沢で遊ぶこと1時間半。
遊びへのものすごい勢いと集中力だった。
自分で「これをしたい!」と思って動く子どもたちは輝いている。
今日は、片付けも自分たちで「やっておくよ!」と動き出した。
片付けだろうが、お着替えだろうが、やらされていてはここまでできないはずだ。
なんでも、遊びのように「今これをやりたい!」と自分で決めて、自分で動くことが
高い集中力と目の輝きに現れるなあと思う。
子どもたちにとってのこまめ時間は、まさにマインドフルネスだ!
今日も素敵な時間をありがとう。
Commentaires