こんにちは。
元 こまめっ子母ちゃん、
スタッフのももこです。
持参の “孫の手” で
虫に触れるHくん。
彼の虫への興味は
「生きている」か「死んでいる」か。
「これは生きてるね」
「これは死んでいるね」
確認しながら。
触れ方を見てみると
生きている虫には
優しく(孫の手が 笑)触れる。
死んでいる虫に対しては
そっけない(こちらも、孫の手が)
自分なりに
生と死 を感じているのだね。
今日は4月に入ってほぼ初めての
大移動。
重いザックを背負って
たくさん歩くぞ!!
今まではザックを背負うのも
一苦労だったSちゃん。
今日は
いとも簡単に背負うし
歩く。
そして、他の子の
ザックが空いているのに気づき
締めてあげる余裕まで。
人を思える優しさ。
途中にあった地図を見ると
『あひるヶ池』なる所があると知る人たち
あひるがいるのか??
ということで、そこを目指すぞ!
皆でせっせと歩く。
目標があると、足取りが軽い!
目的地近くでザックを下ろし
池に向かう途中
母を思い、寂しくなってしまったYくん。
足がピタリと止まり、座り込む。
他の人たちは
どんどん前へ。
「寂しくなっちゃった?」
とYくんに問うと
小さくうなづき、涙。
そこで私も
自分が、今大好きな人と
離れてしまった
という場面を想像をしてみた。
あぁ、寂しいねぇ。
単純に、そう思う。
そんな時は、もちろん元気なんか出ない。
「元気出して、みんなのところ行こうよ!」
なんて言われても、嬉しくない。
では、どう声をかけられたら嬉しいか
そこをじっと考える。
少し経ったら
Yくんはスクっと立ち
前の人たちに追いついた。
母を思う時間
そして別れてしまった現実を噛み砕く時間が
この時のYくんには必要だったんだね。
Yくんの前を行く人たちが
落ち葉で遊んでいる。
Aちゃんが
「葉っぱの魔法〜♡」
と言って、葉っぱをたくさん降らせている。
それを見たYくん
葉っぱをすでに握りしめている!
心が晴れたら
周りが見えるようになったね!
無事に全員で、あひるヶ池に到着!
あひるはいなかったけど
カモが皆を出迎えてくれました!
カモはこちらに近づいたり離れたり。
「今、Sがボタンを押したから
カモさんこっちに来たんだよー!」
と、Sくん。
どこにそんなボタンを隠していたんだ笑!!
こどもたちは
気持ちにまっすぐだ。
嬉しい時は嬉しい。
イヤな時はイヤ。
その気持ちを
様々な形で表現する。
言葉、態度、表情
自分のカラダ全部、
使えるところ全部を使って。
それぐらい感じているし
敏感だ。
その敏感さを
私たちもしっかりキャッチし
その気持ちに
そっと寄り添っていきたい。
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