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明日はきっと

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


お芋がおいしい 季節です。


おやつや おかずは もっぱら芋で


占拠されます。

草むらに たたずむ Hくん。


両手には 黄色いお花。


いつも 黄色いお花を見つけると


うれしそうに


「あー お花ー!」と言って 手折る。


でも 今は なにを 考えているんだろう。


実は この前に ちょっとしたことがあった。

パイプに 誰かがはめた L字の 持ち手。


ハンドルみたいに ぐるぐると動く。


それが おもしろくて みんな やってみたい。


Hくんが ぐるぐるしていると


Aちゃんが 伝えた。


「ねぇ 貸して。」


無言になるくらい 集中して遊びこむHくん。


「貸してー!」「貸してっ!!」


だんだんと 語気が強まるも


気にせず ぐるぐるし続ける。


そのうち 涙目になってきた Aちゃん。

静かにその場を去り


悲しみにひたっていると


Hくんが なにか話している。


よく聞くと


「ごめんなさい。」


んん?またよく聞いてみると


「ごめんなさい。」と。


そして Aちゃんを見ながら 言った。


「どうぞ。」


持ち手を差し出した。


聞いてたんだ。


ずっとずっと


「貸して」を 言い続けていたAちゃんのことばを。


相手のことばと 気持ちを理解している。


でも 「そのとき」は


遊びたい方の気持ちが 強くて


渡せなかったんだね。


相手が反応をしてくれるまで


声をかけ続けた Aちゃんもすごいと思う。


子どもたちの こころは


こちらも こころを寄せて


見ていることで


あらわになってくる気がする。


見える気がするんだ。

その後 ふたりで 頭をくっつけあって


遊んでいたと思ったら


今度はまた Hくんが


目の前に 持ち手が見えたもんだから


とろうと した。

それを見ていた 年長者のAちゃんと Dくんが


止めに入ってくれた。


でも その止めによって


自分の気持ちが


不完全燃焼になってしまったHくんは


冒頭のくさっぱらで


なにかを 考えながら ひとりたたずんでいた。


なかまたちのことを思って


止めに入ってくれたことも 理解できる。


でも 気持ちを出し切る


っていうことも だいじなんだなぁ。

朝の会で


姿勢をピンとして


足もそろえて


大きな声で お返事をし


こまめが 始まるのを


今か今かと 楽しみにしていたHくん。

みんなの支度が早くて 行ってしまい


あたしが最後になってしまったとき


ひとり 待っててくれて


「いこか。」と


ぽつり 言ってくれた Hくん。


そのあとも 振り返りながら


あたしを 気にしてくれた Hくん。


いろんな 感情が 渦巻く中で


子どもたちは


自分の気持ちと向き合い


次へつなげる。

明日は どんな日になるか


じゃなくて


どんな日にするか。


自分の気持ちで


一日は 変わっていく。


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