春は そこまで
- ずんずん
- 2023年2月28日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
ガスコンロが 一口 壊れてしまい
一口だけで 生活しています。
いっそのこと 焚火で生活したいです。

小春日和のように あったかくなった今日。
ふんわりと 春の香りがする。
柊南天。
毎年 黄色くてかわいい花を咲かせる。
「いいにおー--い」と 言っていると
おもしろいことには すぐ反応する
こまめたちが ワラワラ。
同じように くんくんと。

嗅いだ感想は この表情✨。
もしかしたら 卒業にふさわしい花言葉なのかも!?
と思い 調べると
「激しい感情」「激情」...(笑)。
さすが 激しめこまめ!!
でも もうひとつ 「愛情は増すばかり」
だそうで。
そちらを 採用しましょう(笑)。

うーうーん という うなり声みたいのが 聞こえる。
4歳のAちゃんが 2歳のWちゃんとのことで
困ってるみたい。
どうやら Aちゃんは ひとりでここに入っていたいけど
Wちゃんも 入ってきて ひとりじめできないのが
どうにも いやみたい。
でも それを 言えない。
様子を見ていると 年下なので
遠慮がつというか
どう伝えたらいいか わからないようだった。
でも 少し経ってから見てみると

コンクリートの壁の向こうで
そっと 手を握ってる ふたり。
ツンデレなのか ちみたちは??
友だちといっしょがいいときも ある。
ひとりがいいときも ある。
その後 ふたりでできる
共通のあそびに 没頭し
険悪な空気は 流れて行ってしまった。

今日は あったかい(むしろ暑いくらいだった)からか
みんな 身体も お口も(笑)
よく動く。
Yくんが 「見てみてー!」と
自信をもって ジャンプするようになったと思ったら
Iくんが 「おいでおいで」をするように
少し離れた場所へ あたしを誘う。
するとそこで

ジャーンプ!!
えぇぇ!そんな高いところからの ジャンプ
初めて見たよ!
さっきの Yくんの大ジャンプを見ていたんだね。

「こうやるんやで。」
兄さんは こうやるで論 始まる。
Tくんは いつだって
小さい子たちの お手本になってくれる。
Wちゃんは 見ていたんだけど
自分ができる おしりからおりる方法で おりた。
考えたね。
Tくんは 大きいので 身体を前に向けて下りたのだが
同じことをしなかったのを見て
「まぁ そういう方法も あるけどなぁ。」と
自分を 納得させていた。
人の数だけ 方法があることを 学びましたね(笑)。

おむつ替えが終わると
2歳のHくんの手を
そっと とってくれたSくん。
Hくん 実は 友だちと手をつなぐことが少ない。
自分のタイミングではなく
友だちから 差し出された手に
しぜんと 手をだしていた。
それだけ なかまを信頼してるんだなぁ。

後ろを見送っていたら
「いいでしょ?見てみて。」って顔で
こちらを 振り返った。
うれしかったんだね😊。
そして Sくんは
はなちゃんのもとへ着くと
ようやく手を離したそうだ。

安全なところへ 連れて来たよ
というサインなのかもしれない。

徐々に
世代交代が 始まっているような
気がしてならない
この季節。

卒こまめする子たちは
この時期 若干 不安定にもなる。
次へのステップに向けて
環境も 気持ちも変わる。
それを 潜在的に 感じ取っているんだろう。
そういうときこそ なかまがいるから
気持ちがまた 強くなる。

たくさんのなかまに 囲まれて
「これで いいんだ!」
「これが 自分なんだ!」
って 確信できる
そんな 場になってるかな。
そうだと うれしいな。
だれもがみんな
ジャンプできるよ!
って 伝えたい。
伝えていこうと思う
こまめで。

春はもう
そこまで きてる。
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