こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
曇り空な1日。
さむさむ〜な1日。
それでも、心がホッとなる1枚。

寒い時は、みんなでぎゅーしたらあったかいよ♡(Kくんより)なのだとか。
転んでしまって、いつもならすぐに止まる涙も、寒さのせいもあって止まらなかったRちゃん。
そこにIちゃんがやってきた。

最初は何も言わずにじっとRちゃんを見つめる。
そして1発目に出た言葉は、「鼻水出てるよ、大丈夫?」
それに対してRちゃんは「うん。」と返して自分で鼻水を拭う。
それでも止まらなかった涙を見たIちゃんは、次に「ぎゅー、する?」と言った。
これにはRちゃんは「いい。」と否定。笑

Iちゃんはその返事を聞いて、ぎゅーすることをやめた。
すると今度は、「よしよしする?」と聞いたIちゃん。
Rちゃんは「うん。」と応えた。

Rちゃんの言葉や態度をよく見ながら、どうすればいいか考えて動いたIちゃんに驚いたなあ
。
それでもやっぱりハグしたかったIちゃんは、この後Kくんに「ねえ、ぎゅーする?」
とおねだりして、
冒頭の写真の状況になったのでした♡

ぎゅーしても、寒いものは寒い!と気づいたのか?!、
Kくんは「もう焚き火終わりにして、小屋に行こうか。」と言った。
山探検に行った子たちもいるけれど、片付けをして小屋で待っていよう!と提案したのだった。

↑みんな寒さに凍えてこの通りだったので、大賛成といった感じですぐに動き出した。笑
率先して動くKくんを見て、周りの子たちの動きも加速する。



私が何も言わずとも、この通り。
自分たちで決めたことは、自分たちで責任をもってやり切ることができるんだ!
小屋でお弁当を食べ終えて、盛り上がっている頃、
お迎えまでどうやって過ごすか、ずんずんがみんなに話をした。

かなり冷え込んでいたので、このまま小屋の中で積み木をして過ごすか、外に出て焚き火の片付けをするか。
Dくんが「片付けと積み木!」と言ったのを聞いて、満場一致で決まった様子。
みんながやる気で一斉に外に出た。
片付けをどんどん進める。
遅れて外に出た私が行った頃にはもうこんなに綺麗になっていた。

片付けに必要なものを持ってきて、とずんずんに言われて、ほうきを持ってきたというSちゃん。
昨年度は片付けに使っていたほうきだが、今年度はまだ使っていない。
Sちゃんは自分で必要だと思って持ってきたのだろう。すごいなあ。
Tくんが集中して片付ける姿はみんなに火をつける。
皆で協力して、ものすごい速さで片付けてしまった。

「自分たちで決めた」ことがやる気に繋がるのだなあ。
「山行こうよ!」と決まったときの今日の子どもたちの背中も、勢いがあった。

これも自分たちで決めて、自分たちで動いたことだ。
遊びから片付けまで、何だって自分たちで決めて動く毎日。
どんなに小さくたって、大人だって、自分で決めたことに責任をもつのは同じこと。
いつだって自分で決めたことに責任をもって行動できるこまめっ子たちが、本当にかっこいいよ✨

今日も素敵な時間をありがとう。
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