こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。

長ーい廃材をパイプに刺したり立ててみた。
廃材も、こんな風に遊んでもらえたならまだまだ廃れてない。
そして、こんな笑顔見たら、長い棒は危ないから持っちゃだめ、なんて言えない。
危険なことは教えつつ、環境を整えて安全を確保してあげて見守る。
なかなか難しいけれど、さぐりさぐり、その時にベストな見守りや声かけ、サポートができるように日々勉強中なのであります。
昨日も遊んでいたSMくん考案の、スライダー遊び。

材料は片付けられていたけれど、今日も自然と遊びの続きが始まった。
先の穴から石が出てくるように考えたSTくんは、コーンを受け皿に。
新しい!!
斜めにする、という発想から今度はシーソーに。

S Mくんが浮いた!?
乗れるかも。
乗ってみてもいいかなぁ。
どこを持つ。
どうすれば持ち上がる。
次はどうしよう。
遊びが変化していくたびに、沢山のことを考えながら子どもたちは遊んでいるんだ。
そこからさらに転じて、
壁の向こう側から棒の端を踏むと・・・
バイーン!!!

なかなか危険!
でも、子どもたちは危ないことをしている、なんて思っていないんだろう。
それも考慮して、とにかく怪我のないように動体視力を働かせる。笑

Kくんは、棒を出したり引いたりして変化する重さや高さの違いを確かめていた。
何も教えていなくても、てこの原理を経験から学ぶKくん。
いつか原理を教わった時に、「あ、畑でやったあれね。」くらいに思い出すのかな。
体で身につけたことは忘れらない!
こちらは、パルシステムのBOXに乗車のHくん。
ホースをうまく絡めた尻尾がかわいい。

発車前は希望に溢れたこの表情↑
そして、夢はすぐに打ち砕かれる。笑

失敗から学ぶんだ!と思ったけれど、
むしろ失敗と捉えていない表情のHくん。
そうか、これは遊びなんだね。
遊びに失敗なんてないもんね。
「それ、どうやるの?」
「どうやって作ったか教えて?」
と、おねんどお姉さんのSMくんに聞くKくん。
すごく優しい口調で。

「こうやって、ころころーってやるのよ。」
優しく聞いたら、SMくんは優しく教えてくれた。
知らないうちに遊びからコミュニケーションも学んでいく。

存分に遊べる環境を提供して見守り、時にサポートし、
たくさんの、「初めて」や「ワクワク」、「悔しい」などのたくさんの経験をしてほしい。

いろんな経験をして、共に過ごして共に成長していこう!
きっと知らないうちに、大きくなっているはず。

今日も素敵な時間をありがとう。
※【こまめ説明会やりまーす!】→定員に達しました。ありがとうございました。