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練習あるのみ

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。





今日は月に一度の避難訓練!


地震が起きたら、どうやって身を守ろうか・・・


木が倒れてきて、頭に当たったらどうかな・・・



実体験したことないことを想像するのは難しいかもしれないけれど、まずは想像をしようとすることころから。




「命のロープを離さない」「一人にならないこと」が守れていれば、まずはOK。


とにかく全員一緒に、一時避難所の広場まで向かう。


それが命を守ることにつながるのだ。





恒例の?!避難場所ポーズ。


こちらはまだまだ初心者。笑


お、Sくんなかなか様になってきた?!






みんなの倍の数こまめに来てくれているHくんは、避難訓練ももう3回目だ。


「大きい屋根も崩れちゃうかもね。」「階段も崩れちゃうかも。」と、道中つぶやいていた。


これは前回私たちが言っていたことだ。


よく聞いて覚えているんだなあ。


やっぱり、数こなして練習あるのみなんだなあ。





子どもたちは、大人が真剣に話をしていると、たとえ難しい言葉があったとしても真剣に聴き、理解しようとする姿が伝わってくる。

木が何もない広場は、地震の時にはいいかもしれないけれど、暑い日には大変💦


今日は新たな道を通って、いつもの沢に向かうことにした。


新しい場所なので、その都度危険な箇所は伝えていく。




それにしても、なかなかに険しい。笑


「手、つなご。」とAちゃん。


「怖い?」と聞くと頷いた。


こまめに来始めた頃、よくこうやって手を繋ぐことを求めてきたことを思い出す。


最近はなかったので、慣れてきたということだったのだろう。


初めては誰だって怖い。


でも、時間をかければ誰だってそれが別の気持ちに変わっていくんだ。






更に険しい道に差し掛かった時、決断に迫られた。


冒険コースに行くか、少し戻って歩きやすいコースにするか。


ずんずんは「冒険コースを選んでもいいけど、全部は助けられない。もし難しいと思うならもう一つのコースに行くこともできる」と、伝えていた。


すると、自分で決めた子たちが自分の進むべき方向へ進み出した。



3歳でも、これができる。


今の自分にできることを考え、行動に移すのだ。





冒険コースを避けても、険しいコースが待っていたわけだが笑


それでも、足を止めることはしない。


ただの探検ならまだいいが、今日はザックも背負っているから大変だ。



「大丈夫だよ、ほら、行こう。」とHくん。


辛い時は先輩が力を貸してくれる。



冒険コースを選んだ2人も、涙を流しながらの合流となった。



自分で選んだ道、やると決めたらやり抜く。


スパルタかもしれないけれど、これの積み重ねが人を強くするのだと思う。



こまめでは、こんな厳しい場面がよくあるけれど、毎回みんな乗り越えている。


今日だってそうだ、みんな自分が決めたことをやり切ったのだ。




これだけ気を張って、体も使えばこの通り。


バタ・・バタバタ・・・と


眠りに落ちた子どもたちだった。





疲れ果てて寝るのは、心も頭も体も使っている証拠。



みんななら、できるよ。


私だって、できる。



やればやるだけ強くなる!練習あるのみ!








今日も素敵な時間をありがとう。

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