こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「みんなだけでできるよ!」
14人もいたのに、子どもたちだけで自然に始まった「まあるくなあれ」の歌。
お気づきの方もいるでしょうか、見慣れない人が混ざっていることに。笑
12月はたくさんの助っ人スタッフさんたちにお世話になります♡
その人ならではの子どもたちとの関わりを見れることは、私も勉強になるし、子どもたちにとってもいい刺激。
えーっと・・・
季節は冬で合っている・・・よねえ??
新人さんたちも、続々と入水の儀式を終えたようで、おめでとうございます。笑
「やりたい!」が目の前にあれば、やならい理由なんてないのだ。
水の冷たさや入った後の寒さなんて、やってみないと分からないものね。
でも、みんな全然寒そうじゃないのが、すごすぎる。
また一つ、新たな場所を開拓したこまめっ子たちだった✨
入水している子もいれば、焚き火の番人と化した子もいるのが冬のこまめ。
本当に同じ季節なのか?!
今シーズン初で、1年ぶりのかもしか小屋の活動日だったKくんの手つきは、
全くブランクを感じさせないものだった。
五感で感じて経験したことは、身体に染み付いているんだね。
大人顔負けの仕草です。
今日は暖かさも相まって、子どもたちの足はどんどん動いていた。
走り出したSくんの足は止まらない!
Sくんは誰かに追いかけてもらうことを期待して走り出したが、それを心配していたのがIちゃんとMちゃん。
見ていたら、
Sくんに追いついたIちゃんがSくんに何か話しかけて、3人で戻ってきたのだった。
2歳児だけでこんなことができちゃうってすごいなあ。
しかも、まだこまめ2回目のMちゃんが「行っちゃった。」と気にかけてくれたのだった。
みんな、こんな力が備わっている。
それを出す機会さえあれば、子どもたちはなんだってできる!!
「できる」といえば、ここ数日ドラマを生んでいるこの崖。
昨年と変わらず焚き火に没頭していたKくんだったが、
今年違ったのは崖にチャレンジしていたこと!
1年の成長は大きいなぁ。
Tくんは、昨日と同じところまで登って
引き返そうか考えていた。
「うわ、怖いなぁ。」そんな言葉も口に出している。
でも、Dくんが前に行く姿を見たら、引き返すことは選択肢からなくなったようだ。
「D、どうやって行ったの?」
最年長のプライドもあるであろう中で、年下のDくんに、素直に聞けるのはすごいこと。
TくんはDくんと同じ道を辿り、ゆっくりゴールまで登って行ったのだった。
さっきまではできなかったのに、なぜ行けたのか尋ねたら、
ずんずんも同じことを聞いていたそうな。
それだけ、Tくんの気持ちの変化は大きかったように見えたから。
「Dのを見ていたらできた」とのことだ。
一度できたら大きな自信になったのか、その後7回も登ってその度に最高の顔をしていたTくんだった。
崖登りの連鎖は止まらず、
Tくんたちが終わったころ、Aちゃんが動き出した。
「Aも登るよ。」と。
仲間の影響は、思っている数倍大きいものだ。
「今日はあたたかいからみんな沢に入りましょう」
「今日は寒いから水遊びはやめておきましょう」
そんなふうに一律に決めて行動するのは、見守る大人からしたらやりやすいことかもしれない。
でも、それは子どもたちのためになっているか
それを考えなければいけないなと思う。
この子たちは
天気や空気感を察して、
自分の気持ちと相談して、
自分のタイミングでその時にやりたいことができる。
それがまさに、「自然」に任せる
ということなのだろう。
子どもに限らず、自然に任せて自分に正直になれれば、みんな幸せ♡
今日も素敵な時間をありがとう。
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