こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
今朝は 風がちがうなと感じました。
暑いんだけど 秋を感じるような 空気。
調べると なんと まさに今日が 立秋。
去年も ぴたりと 立秋をあてました。
風を 感じる女 ずんずんです(笑)。

Kくんの はじけるような笑顔。
どの子も ここに至るまでに
いろんな ドラマを もっている。

大好きなばぁばと わかれる朝。
泣いて。。。
いないんです、実は。
この状況は こういう感じ
と もう 自分で決めてしまっている
ルーティーン。
そこから なかなか抜け出せない。
顔を見れば それがわかるから
あたしたちは いつも通りに接する。
同情は しない。

沢へ向かう 階段。
今日は 毛虫が 数匹 降っている。。。
毎年 お盆近くになると
ぽたぽた落ちてくる 毛虫。
害はないのだが 毛が長く
気持ちのいいもんではない。
ここは 速く 通り抜けよう。
そんな会話をしながら 歩みを進める。
Kくんが いちばん最後にいて
ザックをしょうときに
「ふぇーん できないー じゅんじゅんが来てー--。」
と 弱った声を出し始めた。
Kは できる。
あたしは 知っている。
今日は 覚悟を決めて 突っぱねた。
「そんな 弱い声や 泣いてるまねして
甘えて 助けてもらうおうと思ってるんなら
ずんずんは いかない。
やるかどうするかは Kしだいだよ。」
助けに いかないと 決めた。
それには かなりの 勇気がいる。
通りがかりの人が聞いたら
2歳児に対して なんて ひどいことばを
かけているんだろう
と いぶかしげに 見られたに違いない。
でも 今までの Kくんと あたしの関係がある。
できる。
Kは きっとやる。
そう思い 少し経って 振り返ると
ふつうに ザックをしょって
階段を 下り始めていた。

「できたね!できると思ってたよ!!」
「ここは おしりでいく?」
聞いてくる Kくん。
「どうしたい?どうやって下りたい?
Kしだいだよ。」
見ていると 高い段差は
おしりを ずるずると ひきずりながら
前を見て
下りてくる。
カナダに 住んでいたことがある。
そのときに よく言われたことばを
思い出した。
「It's up to you.」
あなたしだいだよ ということば。
それを よく言われたなぁと。
外国では 「自分のことは 自分で決めな。」
と
さらっと 促されてたんだなぁと
その考えに 今頃 ほほぅと
合点がいく。

「進んでるよ!K!進んでる!」
「Kくん 進んでる??」
「うんうん!進んでるよ!」
足を 進めていたのは Kくん。
自分で 自分を 動かした。
寄り添う愛情も たいせつ。
ときに
信じるからこそ
手をはなすことも 必要。
でも 軸に
目の前の人を 信じる
ということが
あるんだなぁと
実感した。

帰り際の
きりっとした 顔。
朝とは 違う
Kくんの 顔。
同じ人物なのに
一日で こうも変わる。
だから 自分で自分は
変えられるんだね。
そう見せてくれたのも Kくん。
笑顔までの 道のりは
たくさんの ドラマが
つまってる。