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3歳になる

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出す 元小学校教員の ずんずんです😊。


昨日 小屋から帰る時に


車のトランクに 長い笹が挟まったまま走ったらしく


行き交う人々に


二度見されました。


路上で捕まらなくてよかったです。

わぁぁぁぁーーー!!


落ちてくる イチョウの葉っぱを


追いかける 子どもたち。


あらゆる方向へ


落ち葉に 翻弄されながら。


人が 両手いっぱいに広げるということは


自分を解放しているという 証拠。


なにかに悩んでいたら


こんなに胸を 開けないだろう。


気持ちいい 後ろ姿。

悩んでいたから


胸と 心をひらけなかった Mちゃん。


Mちゃんは こまめに来て


まだ数回。


人や環境に まだ慣れていない。


当然だ。


でも 目はいつも なかまの方へ。


何してるのかな?


興味の目は 物語ってる。

Kくんの もっている 木の板を


じっと 見ていた Mちゃん。


それに気づいたKくんは


Mちゃんが それを触りだしても


怒りはせず


「これはKちゃんのだけど、触るのはいいよ。


 もってくのはだめだよ。」


と おだやかに話していた。


以前のKくんなら 怒っていただろう。


でも最近はそんなことも ぐっと減って


表情が すごく やわらかくなった。


聞いてみると


「Kちゃんは スーパー3歳だから。」


ということだった。


3歳というのは


意識も変えてしまうんだね。

そんな兄さんのやさしいことばも むなしく


母を思い出しては


ぶえぇぇぇえええん!!


と 大絶叫し


「しちじに来るぅぅ??」


と よく言っていた。


お迎えは 14時ですけどね。


19時ならば 超過料金 いただきますよ(笑)。

Mちゃんの そんな声を聞きつけた Sちゃんが


「お迎えは 14時!」


と Vサインをだす。


大丈夫だからね


という 意味合いも含まれているのを感じる。

「お母さんは 遊んで― お弁当食べてー


 そしたら 来るからね。」


Nちゃんも 援護射撃を。


そんな姉さんたち ふたりのおかげで


表情がみるみる やわらいでいくMちゃん。


実は この姉さんふたりも 2歳。


Mちゃんも 2歳。


おんなじ 2歳だけど


2歳前半と 2歳後半では


だいぶちがう。


「もうすぐ3歳になる。」ということを


いつも 言っている。


やっぱり 「3歳」の意味は 大きいんだなぁ。


この姉さんたちも


先ほどの Kくんも


Mちゃんが こまめに入隊したばかり


とか 年下


というのを わかっての行動だと感じる。

そして イチョウの吹雪。


つかまえた葉っぱを


「Mちゃんにも あげる。」


と 差し出したSちゃん。


Mちゃんを見ると

笑ってるーー!!


すごくうれしそう✨。


それから Mちゃんはまったく泣かなくなった。


なかまのおかげで


今 何が起きているかが


やっと実感できたんだと思う。

お昼のときには


絵本に興味を示してきた Mちゃんの様子を感じ取り


「いっしょに読む?」


と 声をかけていた Sちゃん。


これはもう


立派な 3歳だ✨。

お弁当の じかんは


そんなすてきな光景に ほっこりしながらいたら


Dくんが ぽつりと言ってきた。


「今日 Nたちと遊んだ~。」


「そうだね、見てたよ~。


 今日は どうして いっしょに遊んだの?」


「だって 2歳 かわいいからさ。」


上には上がいる(笑)。


2歳前半は


2歳後半がかわいいし


4歳は


2歳全部が かわいいらしい😊。


いっしょに 同じ時を過ごす中で


それぞれの年齢の特性を知り


そして 理解していく。


そんな いろんな人たちとの かかわりって


いいなぁ。


年齢も 人種も 関係なく


なかよくできる 世界が


広まりますように。


子どもたちは


未来を 救う。





 
 
 

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