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あらわす

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



「みてー!紙ひこうき雲だよー!!」


と言われて見上げた先の空。



可愛い発言にクスッとさせられ、


こんな景色に気づかせてくれる子どもたちと過ごせる時間が私は大好きだ♡




「紙ひこうき雲」と言ったのは、下写真奥のDくん。


でも、ここでは真剣な眼差しをある子に向けている。



Sくんもだ。






Wちゃんが、自分の所から離れた場所にあるザックを持ってきてほしい、と泣いて訴えていたところ


Sくんが気にかけて持ってきてくれたのだった。




Wちゃんの近くまで引きずってきたら、


次はWちゃんが頑張る番、というようにSくんは見守ってくれたのだった。



更にそれに気づいたDくんが、少し離れた場所に座り


「W、できる?」と声をかけながら見守ってくれた。



しかも、Wちゃんが背負えるまで待ち、拍手まで送って去っていったのだった。





この背中がかっこよすぎるんだ。


「紙ひこうき雲」の可愛い発言とのギャップにキュン♡



子どもたちは、仲間がどこまでできるか、どこを手伝ってほしいのかよく知っている。


だから、引くところは引き、関わるところは関わるんだ。



私たちのやることもよくみているし、


仲間のことをよく観察している証拠だね。






「あ、Rちゃーん!行っちゃった!」


と声を発したのはHくん。


言葉が増えたのと同時に、仲間のことまで見えるようにもなったんだね。






Hくんの声を聞いた仲間が駆けつける。


私は後から追うだけだ。


子どもたちで、こまめの世界は成り立っているんだなぁ。



1人で行ってしまうことは危ないよ、と私も話をしたが、


Rちゃんが自分の足でどんどん進んで行ったのは成長であり、嬉しくもあること。




柔軟な見方をしないとなぁと思う。





「あーけーてー」という声が聞こえれば、


大人よりも先に、子どもたちが動く。






「手つなご♡」「ギューしよ♡」



と子どもたちだけでの濃密な関わりがある。




目を見て、言葉で伝えると


上手にコミュニケーションがとれることも


子どもたちは、実践を積み重ねて学んでいく。




誰かが面白そうなことをしていたら、


どんどんその輪が広がる。



子どもたちの表現方法は実にシンプルだ。



やりたい!と思えばやるし、



やりたくない!と思ったら


それを素直に表現してくる。




「やりたい!」を存分にできるようなバックアップと


「やりたくない」「やれない」を「できる!」と思えるようなサポートや声かけを


日々やり続けるのが私たちの役目。





子どもたちが素直に表現し、まっすぐな関わり合いをするように


私たちも、子どもたちの表したことを丁寧に汲み取り、受け止め、認めていく必要があるなぁとまた改めて感じさせられたなぁ。




みんなの背中、かっこよかったなあ。



今日も素敵な時間をありがとう。

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