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最後の おかえり

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


園芸店で こんちゃ!って あいさつしたら


あなたの笑顔 かわいいわねぇって


褒められました♡。


他人のことを すぐに褒められる その方がすっげぇぇ!!


と 感動しました。

「はーーい!!」


ここいちばんの 元気な声が 響き渡る。


足まで 上がっちゃってるのが


今日で 卒こまめの Mちゃん。


朝 「Mね 今日でこまめ終わりなの。」


と なかまに話していたそうだ。


わかってる。


2歳でも 3歳でも


子どもって いつだって なんだって


理解している。


そんなMちゃんを 見つめる


赤白ボーダーシャツの Nちゃん。

朝のあいさつを 始めるときにも


じっと Mちゃんを 見つめていた。


そして 言った。


「手ぇ つなごう。」

シャイなMちゃんは


その呼びかけに 反応せず。


でも Nちゃんは 何度も何度も 声をかけた。


反応がないのを 見かねて


小さな黄色い葉っぱを 差し出した。


すると すっと出てきた手。

葉っぱを通して つながれた手に


うれしさが こみあげるNちゃん。


一度 断られても


いろんな方法で 試みた Nちゃん。


そうだ 人って


簡単に あきらめては そこで終わりなんだった、


そんなことを 思い出させてくれる。


それは 


相手を 無理に かえるんじゃなく


自分を かえていったからこその 変化。

実は うれしいMちゃんも


横目で 対応(笑)。

うれしい気持ちで迎えた朝は


身体が よく動く。


アクロバティックに 足を高く上げるMちゃんの下を


おもしろがって 


通り抜ける 子どもたち。


ひとりの 遊びから


なかまとの 遊びまで つながっていく。


だから 遊び方は 無限大。


子どもたちの 発想も 無限大。

Mちゃんは 丁寧だ。


脱いだものは 脱ぎっぱなしじゃなく


必ずたたんで しまっている。


しかも ひとりで 全部やる。


自分がしようと 思ったことは


やり通す 軸がある。

最後の日の 今日は


強風だった。


そんな日でも 走り回って


風の子 となる。


どろどろや 水遊びが好きで


ずっと 集中して 遊びこむ。

そして 観察することも よくしていた。


友だちが していること


言っていること


全部全部 吸収している じかん。


そのときは あたしたちも


そっとそっと その横顔を 見ている。

そして とうとう来た


お父さん、お母さんの待つ こまめ坂のてっぺんへ向かい


歩く道。


肩を並べて 歩いていた Dくんが


ぽつり 言った。


「M、ようちえんに行っても がんばってね。」


その 一言に


泣いた。


今日は こまめの活動日ではないけど


Mちゃんのために


かけつけてくれた なかまもいた。


Iちゃんが 言った。


「最後の おかえり~!」


子どもたちは


みんな みんな わかってる。


あたしたちが


わかっているんだろう と思う以上に


より深いところまで


わかってる。

次へのステップも


応援してる。


子どもたちの力


とことん信じてるから👍。


卒こまめ おめでとう!

 
 
 

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