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きっかけ

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年5月17日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。






「リュック背負えないの?(しょうがないなあ、やってあげるよ)」と言って、スタッフのリュックを背負わせてくれるKくん。


その眼差しと手付きが母のようだよ。


手を通すところから、バックル、体を持ち上げるところまで全自動フルコースで、ありがとうございます😆



これは一度やってもらうと、つい頼りたくなる気持ちも分かるなあ。







少し進むと、後ろが見えなくなるギリギリの所でみんなを待っていてくれた隊長と副隊長。


Dくんは先に行ってしまった後輩を呼んでいた。


それでも進んでしまったので、Dくんも進もうとすると、



「じゃあ、Dはそっちを頼む!Tはあっちでみんなを待ってる!」とT隊長。




見事な連携プレーにあっぱれ。


副隊長に動いてもらい、隊長自身はみんなを待つ。頼もしい限り✨





そんな隊長たちに見守られながら、今日はこんなカップルも成立♡


Kくん「今日、暑いねえ。」と世間話なんてしちゃって。笑



Mちゃんも、どんどん笑顔が増えてきて、今日はお得意の変顔も披露。


自分を出せるようになってきてくれて嬉しいなあ。







あれれ、斜面にへばりつくお二人を発見。




Cちゃんは、大事なさくらぼを手に持っていてうまく手をつけない。


動けなくなってしまった様子。



泣き出してしまうと、次々優しい仲間が駆け寄ってくる。


こういう時、EちゃんやMちゃんは必ず心配して顔を覗きにきてくれる。


何かするわけでもないけれど、困ったときに必ず近くにきてくれるって心強いはずだ。


その優しさは伝わっているはず。




そんなCちゃん、午前中は涙もたくさん見せたけれど、お昼になると顔つきが変わった!!


苦手なものに、自分から挑戦したり、




目に近寄ってくる虫に泣かされていたのに、自分で対処していたり。




さっきは動けなくなっていた斜面を、何度も走って駆けおりたり。


もう表情に自信が満ちている✨




帰り道も、


「あと少しだから、頑張ろうね。」と手を繋いでいたSちゃんに励ますくらいだった。




この数時間でどんな気持ちの変化があったんだろう。


自分で切りかえられたということが、大きな一歩だ!





そうそう、朝はお手伝いだけして自分のザックは「手伝って〜」と言っていたKくん、


帰りには自分のザックを軽々背負ってから、お手伝い。




1日の中で変化があるってすごいこと。



そこにどんなきっかけがあったのか、そこをしっかりと見てあげたい。


私もまだまだだ。








誰だって調子の波があるのは当然だ。


できるときに、できることをすればいいんだな、と子どもたちを見ていると思う。



みんな助けてもらったり、助けたりの繰り返し。


バランスとって、うまくやれる力があるんだよね。



気負わず、自分のペースを大事にやっていこう!




今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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