同じ方向
- はな
- 2024年8月6日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
スッキリした表情で、手を取り合う二人。
か、可愛い〜♡
「自分でできた!」時の表情はいいね!
2人とも、朝の会が終わってお水を飲んでから、あっという間に自分でザックを背負っていたのだった。
大人のように立ったままザックを持ち上げて背負うことが難しい子どもたちは、
このように座って背負う。
こまめでないと、なかなか経験できないことかもしれないなあ。
手元のバックルを閉めるのにも一苦労。
必死に手元を見ようとして、険しい表情になってしまうが、頑張っている証拠。
少し前まで、背負うところから立つところまで、助けを求めていたSちゃんが全て一人でやってのけてしまった!
公園内を広く使って行きたいところに移動するスタイルのこまめでは、このザックは必需品。
背負ったり下ろしたり、
この時期は水筒の出し入れが多かったり、
なかなか大変な作業を子どもたちはやっているんだと、写真を見返していたら思ったなあ。
2歳からでも、自分の物を自分で管理することを学んでいるこまめは、
やっぱりすごいなあ。笑
困った時は仲間に助けてもらったっていい。
みんな最初はそうだ。
並木道から沢へ行くときにも、HくんがRくんのザックの支度を手伝う場面があった。
私がこの光景を、少し下に行った場所で見ていたのだが
通りがかりの方に「あそこで助けてやってる子がいるよ。兄弟かと思ったよ。偉いなあ。」と言われた。
兄弟のように、家族のように、仲間を想う気持ちは、外から見た人にも伝わっているんだと思って嬉しくなった。
こまめではよくあるこの光景だが、よく考えたら子どもたちはすごいことをしているんだ。
客観的に見ることも、大事。
そんなHくんやRくんが準備している間、あっという間に支度ができたTくんは
沢の方へ進んで行ってしまうのかと思いきや
「ここで待ったらどうかなぁ?」と。
周りの子たちを巻き込んで話をしながら待ち始めたのだった。
気づいたら、待ち人はどんどん集まり自然な流れでこうなっていたのだ。
そして、最後尾の子たちがやってくると、
「おーい!待ってたよ〜!」とTくんとMちゃん。
自分でやろうと頑張ることも、
仲間のことを助けることも、
みんなが揃うまで待つことも、
どれも、みんなが同じ理解のもと、同じ方向を向いている証拠なのだろうなぁ。
すごいぞ、こまめ!
今日も素敵な時間をありがとう。
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