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大丈夫?

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年2月27日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。





「お客さん、今日も決まってるねえ〜」とでも言ってそうな、運転手のAちゃん。


最初の乗客はKくんだけだったけれど、


1人、2人と増えていくと・・・・




あっという間に満員。


行き先は、「トーマスランド」




運転手仕事して〜と思ったら、自動運転なのだとか!!笑


もうここまで浸透しているんです、自動運転。


こうやって自然とみんなが集まって遊んでいる光景っていい。


「なにしてるの?」「楽しそう」「僕もやりたい」


みんなの視野が外に向いている証拠だね。




今日は朝からこんな急斜面に挑戦。



わずかな土の引っかかりや、草木を瞬時に探して、どうやったら進めるかを考える。


頭も体も使わないと登れない。


見ている方もドキドキだが、登っている方ももっとドキドキだろう。



体も大きく、使い方も上手いSくんとGくんはあっという間に上の方へ言ってしまった。




2人について行きたいDくんだけれど、


どうしても滑ってしまう。


よく見ると、足もガクガク震えている。


「怖いよ。」「待って。」


行きたいけど進めない。




そんな姿を見たSくんは、


「今行くからそこにいて。大丈夫だよ。」


と戻るのも大変な道を迷わず降りる。



ただ駆け寄るのではなく、


Sくんの手を見ると、何やら土を掘っている。


「ここに足かけて。」と、Dくんのために足場をつくっているではないか。



この後、Dくんは「おりる」という選択をしたけれど、Sくんの力で一歩多く進めたに違いない。




Gくんは、後ろの方でズルっという音が聞こえるたびに、


「大丈夫??」


と振り向いてくれていた。



そんな2人の力もあって、


Yくんもどんどん進んでいたね。





こちらでは、Aちゃんが転んでしまって泣いていた。


すると、離れたところで遊んでいたKくんが、


「大丈夫〜??」と心配そうに駆け寄ってきた。



言われる側だった子が、言う側になっていく。





誰でも、「大丈夫?」って言われると、嬉しいし安心する。


その言葉があれば、一歩踏み出せるし、


この人の近くにいたいって思う。




そんな循環があるから、


こまめっ子たちは、何でも挑戦できて、みんなでひとつになれるのかもしれないね。




今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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