こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「お客さん、今日も決まってるねえ〜」とでも言ってそうな、運転手のAちゃん。
最初の乗客はKくんだけだったけれど、
1人、2人と増えていくと・・・・
あっという間に満員。
行き先は、「トーマスランド」
運転手仕事して〜と思ったら、自動運転なのだとか!!笑
もうここまで浸透しているんです、自動運転。
こうやって自然とみんなが集まって遊んでいる光景っていい。
「なにしてるの?」「楽しそう」「僕もやりたい」
みんなの視野が外に向いている証拠だね。
今日は朝からこんな急斜面に挑戦。
わずかな土の引っかかりや、草木を瞬時に探して、どうやったら進めるかを考える。
頭も体も使わないと登れない。
見ている方もドキドキだが、登っている方ももっとドキドキだろう。
体も大きく、使い方も上手いSくんとGくんはあっという間に上の方へ言ってしまった。
2人について行きたいDくんだけれど、
どうしても滑ってしまう。
よく見ると、足もガクガク震えている。
「怖いよ。」「待って。」
行きたいけど進めない。
そんな姿を見たSくんは、
「今行くからそこにいて。大丈夫だよ。」
と戻るのも大変な道を迷わず降りる。
ただ駆け寄るのではなく、
Sくんの手を見ると、何やら土を掘っている。
「ここに足かけて。」と、Dくんのために足場をつくっているではないか。
この後、Dくんは「おりる」という選択をしたけれど、Sくんの力で一歩多く進めたに違いない。
Gくんは、後ろの方でズルっという音が聞こえるたびに、
「大丈夫??」
と振り向いてくれていた。
そんな2人の力もあって、
Yくんもどんどん進んでいたね。
こちらでは、Aちゃんが転んでしまって泣いていた。
すると、離れたところで遊んでいたKくんが、
「大丈夫〜??」と心配そうに駆け寄ってきた。
言われる側だった子が、言う側になっていく。
誰でも、「大丈夫?」って言われると、嬉しいし安心する。
その言葉があれば、一歩踏み出せるし、
この人の近くにいたいって思う。
そんな循環があるから、
こまめっ子たちは、何でも挑戦できて、みんなでひとつになれるのかもしれないね。
今日も素敵な時間をありがとう。
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