防災訓練
- ずんずん
- 2024年9月2日
- 読了時間: 4分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
鳥や虫たちに たくさんのうんちを しられた車のボンネット。
最近の 大雨で
磨いたように きれいになりました。

今日は月に1回の
防災訓練の日。
(毎月1日に実施。今月は日曜のため本日。)
「みんないっしょだよ。」
を合言葉に ひとりとして離れず
命綱のロープをもって 歩く。

訓練の前に
車座になって 説明を聞く。
写真やイラストを見ながら
災害って何?
なにか起きたら どこへ移動するの?
などを はなちゃんが話すとき
まったく別の話をする子は いない。
真剣に聞いている。

昨日も 山梨が震源の 地震もあった。
台風も 続いた。
自然の驚異は いつだって身近にある。

列を組んで こころはひとつ!
と出発したものの
初めての 訓練参加ということもあり
お迎え時の ママのところへ行く道と
勘違いしたSくんが 逆走。
それを見た 年長者の
SKくんと Dくんが
「行ってくるね!」と言い放ち
Sくんを 助けに行ってくれた。

見れば しゃがみこんで
目線を合わせて 話をしている。
「ここ道路だから 危ないよ。」
「ひとりになっちゃうよ!!」
必死で 説得。

かと思えば
Hくんも 久しぶりの訓練で
心細くなったようで 少し泣き始めた。
あたしの手を 握ってこようとするが
実はこのときすでに
あたしは さっきのSくんをおぶっていて
(もうがんとして 動かなかったため)
手が空いていなかった。
すると Dくんと Aちゃんが
Hくんを 真中にして
手をつないでくれたのだった。
そういえば ロープをもって出発するとき
この二人と SKくんが
「お兄ちゃんちが いるからね!」
と言ってくれたんだっけ。
なんだか たくましいなぁ。

今日は 台風一過で
湿気がすごい。
ザックを背負ったままの Sくんを
そのまま おぶって
お腹には 10キロほどの
自分のザックを背負って 歩く。
なかなか しんどい。。。
大粒の汗が したたる。
でも 子どもたちがけがをしたり
「怖い」と 動けなくなったりしたら
安全な場所まで 運ばなければならない。
他にいい方法はないか
でも 災害が本当に起こったら
荷物なんて背負ってる場合じゃないし。。。
とか 考えながらいると
Aちゃんが 「汗ふいてあげるね。」
と 首巻きの手ぬぐいで
汗をぬぐってくれた。
それには 汗といっしょに
涙も 出ちゃいそうだった。

はなちゃんが Sくんのザックを 背負ってくれると
Aちゃんは
「はなちゃんが大変になったら 持ってあげるね。」
とも言っていた。

「小さい2歳なんか 抱っこできるんだから!!」
と 頼もしい 発言もくれた。
役に立ちたい、助けたい
という 気持ちがあふれていた。
相手がおとなでも そんな気持ちで見てくれるなんて
本当に 子どものこころって
尊いなぁ。。。

やっと 一次避難所の
広場にまで やって来れた。
お決まりの 避難ポーズも 確認(笑)。
保護者の方にも 連絡し
さらに 「171」でも 確認していただく。
今日は みんなで 防災訓練をする日。
しぜんの中で遊ぶ 子どもたちには
毎日のように 言っている
「命をまもる」ということば。
訓練の日は とくに 具体例をだしながら
歩く道の 安全も確認しながら 動く。




しっかりと話を聴いたり
意外と 神経を使って 動いたりしたのか
10人中 5人が 爆睡(笑)。

Eちゃんは 振り返りで
「避難訓練で (ロープを)引っ張ったのが
たのちかったです!」
と言った。
Eちゃんは 上を見上げながら
「大きな木が 倒れてくるかもちれないねぇ。」
とか よく言っていた。
ちゃんと 理解しての行動なんだなぁ。
何度も訓練をしているから
もはや プロフェッショナル(笑)。
友を助け 自分も 必死に行動して。
こまめには 頼もしいなかまたちが いっぱい。
あたしたちも
楽しいこと リスクがあること
予防できること など
視野を広げて
考えて 動かなきゃな
と 再確認の 一日でした😊。
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