こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。

先日の卒こまめ式で26人が羽ばたいていき、
今日から新しいスタート!
散歩している顔馴染みの方々。
変わらない自然が出迎えてくれる安心感。
お散歩をしている方々が、「おお、久しぶりだね。」「寂しかったよ〜。」と声をかけてくださるのが、すごくあったかい。
戻ってきたよ、愛鷹!!
変わったことといえば、
今日は3人の新しい仲間がこまめに入隊してくれたこと。
おやこまめではニコニコ遊んでいたけれど、
なんだか今日は違う、そんなことを悟って不安に押しつぶされそうな表情。
ママだってドッキドキだろう。

涙、涙、涙の朝だったね。

朝からニコニコ、シートを広げてお弁当を出す余裕っぷりのKくんも、こう見えて今日デビュー。

新しい環境にどう入っていくのかは、いろいろな形や表現の仕方がある、ということを改めて感じる。
どれがいいとか、悪いとか、そういうわけではなくて、
それぞれのペースややり方があるから、
それを大事に大事にね。無理しなくていいからね。
自分より年下の子がいると、
お兄さん、お姉さんの顔になるというのは本当で・・・。
Kくんが出したシートは、TくんとDくんが「僕がやるよ!」の言い合いをしながら、しまうのをお手伝いしてくれた。

泣いているNちゃんの手をぎゅっと握って、心配そうに見つめるYくん。
言葉は発していなくても、もうこの表情を見るだけで相手への想いが分かるよ。

初めてきた子だから、というわけではなく、
ただ、目の前のお友達が泣いているから、困っているから心配する。
そんな純粋な相手を想う気持ちに溢れているこまめの先輩たち。


ひとしきり想いを出し切ると、
朝泣いてた子たちも、目が外に向き始めるタイミングがやってくる。
「自分で、自分で。(歩く)」と言って、歩き始めたCちゃんに、

前を行くみんなが見えた瞬間に、繋いでいた手をぱっと離して歩き出したNちゃん。
目の前の友達やものを「知りたい」と思う気持ちがあれば、

「やってみたい」と思う気持ちがあれば、

周りもそれに応えようとしてくれるのだよね。
自分も遊びたいけれど,放っておくこともできない。

助けてあげたいけど、どうしよう。

そんな想いや気持ちの「はざま」にいる子たち。

ここから抜け出したとき、大きく大きく成長していくのだろう。
「はざま」の時期も大事な時間。

終わりと始まり
出会いと別れ
ドキドキとワクワク
蕾と花
寒さと暖かさ
春って「はざま」の時期だなぁって思った今日。
焦らず、「はざま」の時期を堪能しちゃおう!

今日も素敵な時間をありがとう。