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まとめ

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。




お味はいかに?!

何を食べているでしょうか???

ガブリついているのは・・・


四方竹(しほうちく)の竹の子!


その名の通り、断面が四角い竹なのです。


朝、生えていることを発見した私たちは、どうしても採りたい気持ちが押さえられない!


ということで、


最終的には「うわあなんか刺さるー」というずんずんの迫真の演技で子どもたちを引き込む作戦に。笑



昨年経験している子たちは「あ、竹の子だ。」とどんどん薮へと入って行った。


それを見た初心者の子たちも、今日は一人残らず全員薮にイン!すごいことだ。


Yくんも果敢に藪へ入ると、竹の子を見つけてポキリ。


「自分で折れたよ!」と言って、嬉しそうな表情を見せてくれた。


こういう一つ一つの出来事が自信になっていくのだろうなあ。



昨年のことを思い出しながら「懐かしなあ」なんて言っていたら、Dくんが「Tも採ってたよね!竹の子とTの写真ある?」と言ってきた。


Tは昨年卒こました、Dくんの大好きな仲間のことだ。

先週、卒こますることを自分の口から伝えてくれたDくん。


実はその時にずんずんが、「Dはこまめで好きな子はいる?」と聞くと、「T。」と即答したのだ。


Tくんと過ごした時間はDくんの大事な思い出。それをなぞるように、今日竹の子を採っていたのだろう。


Dくんはラストの日まで、これまでのこまめの振り返りをしてまとめ上げようとしているのだ、と今日のDくんを見て確信した。




つい昨年の写真を見返すと・・・


丁度1年前、竹の子を採りに藪漕ぎするDくんとAちゃんの前にいるのはTくんだ。





そんなTくんやAちゃんが、今年は先頭を歩く。


なんだかジーンとしちゃうなあ。





今日は「ここ(畑)で遊びたーい!」と朝から言っていたDくん。


「ピザ屋さんやりたーい」とも言っていた。


懐かしい・・・。


これも丁度1年前にTくんとDくんがやっていた遊びだ。


ここに立つ姿も久しぶりに見た。



汚くて臭いからやらない、と言っていた銀杏剥きも、今日は「やってみる」と言ってやり始めた。


本格的にDくんのラストスパートが始まった。



同じくこれまで手をあまり付けたがらなかったKくんも「見てたら楽しそうだったから」と、剥き始めた。


Dくんの影響力は大きい。






Dくんの卒こまに関しては、保護者さんがそれぞれ伝えてくれているようでみんな知っている。


それもあってか、周りの子たちはDくんとの時間を惜しむかのように見えた。


朝の会でさりげなく隣に行く子がいたり、シートを隣にして座ったり。


Hくんは、広い場所を提案されると「ここじゃ、Dが見えないよ。」と言ったそうだ。



同級生のAちゃんはDくんの卒こまに関して、「もっと遊びたかった。」というのが本音らしい。


「でも、Aはこまめと幼稚園両方行くよ。」とも伝えたそうだ。

KくんもDくんの話を聞いた後に、「Kはこまめと保育園の両方がいい。」と言ったそうだ。


Dくんのことを慕っていて、大好きだが、それはDくんの決断。


人の意見に流されることなく、自分のことは自分で決める子どもたちは本当に美しくてかっこいい。





何だかラスト回みたいになっちゃったけど、Dくんがこまめに来るのは残り3回!


みんなで悔いなく過ごしていこう。





今日も素敵な時間をありがとう。

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