チーム
- はな
- 2024年1月29日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
薪入れ選手権、Kくんのスローが決まったー!!

焚き火に木の棒を入れては、また拾いに行って・・・
それを5往復くらいはしていた今日のKくん。
移動は常に走る!素晴らしい運動量だ。そして素晴らしいやる気だ。

薪を焚き火に入れるたびに、「Kありがとう!」とTくんやDくんから感謝されて、さらにやる気に火がついたようだ。

Tくんは「僕とDは葉っぱ組、Kは細い薪組、他のみんなが太い薪組だね。」と言って、自分は枯葉をせっせと運んでいる。
最近は枯れ葉だけではなくて、薪も入れるようになってきた。
焚き火の育て方を自然と会得したのだ。

長い棒を誰かが持ってくれば、ちょうどいい長さに折るという作業も欠かせない。
Kくんはこれにもチャレンジだ!

棒岩に立てかけて、足で踏む。日頃からみんながやることをよく見ているのだなあ。
そしてそれをDくんもよく見ている(^^)
子どもたちだけの力だけで、消えかけた火から、こんなにも復活させることができたのだ。
素晴らしいチームプレー!

さて、片付けるまでが焚き火です。笑
まだ鉄筋棒と灰の残りが熱かったが、ずんずんのレクチャーにより、Tくんが熱さに気をつけながら灰をバケツに入れていく。

Tくんが気をつけてやっていることを感じ取り、周りの子たちは、決して熱い箇所に触ろうとしなかった。
本当によく見ている。

ただ見ているだけではない、頭では一緒に動いているのだろう。
周りでいている子たちの表情が物語っていた。

次はバケツの水を片付ける。
運ぼうとしていたDくんが、「N、手伝って。」と近くにいたNちゃんに助けを求めた。
それでも、「お、重い・・・。」と呟いたDくんのもとに、Rちゃんがやってきた。

一部始終を見ていたRちゃんは、自分から行動に出たのだった。
これなら私もできる!
必要とされている!
そう感じたから出た行動なのだろうなあ。

最後は力のあるTくんとDくんが2人で運んでいたけれど、
後に続いたみんなの力も加わっていたように見えた。
やっぱり、ついて行くだけでも、見ているだけでも、心の中ではみんなが一つになって運んでいたのだろうなあ。
私たちは、こんな後ろ姿を見ながら「すごいなあ。」と話していただけだ。
本当に子どもたちの連携プレーには驚かされる。
困った時に、「やってあげようか?」と助けてくれる仲間がいて、

転んでしまった時に、「お水飲みな。」と水筒を差し出してくれる仲間もいる。

「一緒に遊ぼうよ」と声をかけてくれる仲間だっている。

頼れる仲間がいたら安心できるね。
必要とされたら嬉しいよね。
こまめは一つのチームのように支え合っている。
そう確信した日だった。

今日も素敵な時間をありがとう。
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