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分かる

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年6月13日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



全員が一人を待つ時間。


みんなの心は一つだ。




一人登場したのは、重たいザックを背負うことに気が進まずに出遅れてしまっていたSYくんだった。






そして、優雅に登場するSYくんが来たことを確認すると、待っていた全員が駆け出した。


行こうと思えば行けてしまう道だ。

前へ行きたい気持ちもあっただろうに、全員がSYくんを待っていたんだ。


Kくんは「行きたかったんだよ〜。」と言って走り出した。


愚痴っぽく言ったのではなくて、素直な感想として言っているところがすごい!






雨の心配があったので、一行はあずまやへと向かう。


その道中は、いつもよりもこのような人工物がたくさんある。



「何て書いてあるでしょうか??」と問題を出すと、


「いけません」「はいらない」などと答える子どもたち。


雰囲気や柵があること、文字の色などから推測するのだろうか。意味はあっているからすごい。





こんなチェーンがあれば迷わずに触りに行くのが子どもたち。


少し遅れてきたHEくんが、この光景を見るなり


「わー!やりたーい!!」と、まるで夢の国を見つけたかのような口調で言って向かっていったのだった。


たかがチェーン、されどチェーン。


大人にとってこんな物が楽しいの?と思う物でも、子どもたちにとっては興味の対象ということはよくある。


子どもたちの、「なにこれ??やってみたい!」の声を大事にしたいなあ。




あずまやについて、盛り上がっていたのは柱一本での遊び。


後ろに広い原っぱがあるにも関わらず、これだけでこんなにも笑えちゃうんだ。





愉快な時間が過ぎて(笑)、帰りの時間がやってきた。


「さよならあんころもち」をやるためにみんなで手をつないで丸くなろうとした時、


HKくんからSKくんに手が伸びたのだった。


まだまだ大人に助けてもらいたくて、大人としか手を繋ぎたくない、そんな気持ちがあったHKくんが、自分から手を出したことに驚いた出来事だった。




でも、朝からの出来事を振り返ると納得だった。


ザックを背負ったまま立つことが難しかったHKくんのことを、SKくんが中心となって最後まで助けてくれたのだった。




朝ニコニコの表情で来たHKくんを見たSKくんは・・・




「今日泣いてないじゃん!」と、いつものHKくんとの違いにすぐに気づいたのだった。



SKくんは見てくれている

SKくんは困ったときに助けてくれる


HKくんは今日過ごす中で、SKくんは信頼できる仲間だ、と分かったんだろう。


それが、手を差し出す行動に繋がったのだろう。






日々関わっていく中で、仲間のことを知っていき。


「この人なら大丈夫」「ここなら安心できる」と分かっていくんだ。




本能で、経験で、身体で、子どもたちは分かる。








今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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