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手放す

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を引き出す


元小学校教師の ずんずんです😊。


辛い物が苦手なのに あまり食べられないというと


「意外~!!すっごく好きそう!」とか言われます。


どんなキャラ設定やねん!!(笑)

初めて お母さんと離れた活動をする、というZくん。

まぁ こうなりますわな💦。


身体についてるもの すべて 放す、


イヤイヤあるある(笑)。


でも まぁ いつものように 


彼に時間をあげて 


遊びながら また 気にしながらも待つ 子どもたち。

ふと Wちゃんが言った。


「あの子を 助けてきます!」


「!?」


一瞬 その力強いことばに びっくりしたあたしとあおちゃん。


「おにぎり食べたら 元気出るかな。」


「ちょっと様子を見てきます!」


「助けるからここで待っててください!」


つい先日まで 


階段通らない、こまめ行かない、お水入らない


と 「ないないことば」 を繰り広げていたWちゃん。


こんなにもたくましくなるんだねぇ。

Zくんに向かって 駆け出していく後ろ姿に


目頭が熱くなる( ;∀;)。

そうだ、「手をつないであげる。」も言っていたなぁ。

Kくんも 「大丈夫?」って声かけてた。

そして いっぱい いっぱいの友だち😊。


きみを置いていけないよ、


ってことばが 聞こえてきそう。

泣き止んで 長靴も履いて・・・


そして Zくんに カブトムシを 見せるAくん。


当たり前のように 新しい友だちを 受け入れる子どもたち。

さぁ やっとこ しゅっぱ~つ!


と思いきや おひとりで お茶をすする


「烏帽子」の Hちゃん(笑)。


これ やらせじゃないすよっ💦


あおちゃんに 「ずんずんが こうやってかぶせたのかと思った!」って。


冤罪じゃ!(笑)

初めての?イヌビワ いかがだったかな??

ベテランは おできのように 


ナチュラルに 顔にひっついてても


気にしないの(笑)。


なぜここに ついたかは 謎。

け、けっこう かぶってますが💦


女子に優しい Aくん、かけられても


逆に うれしそうや!!(笑)

今日はね こんなの見つけたぁぁ!

母さんカニから 生まれてくる


無数の カニ!カニ!カニ!!!


母さんと同じ姿。


けど ミリ単位!


かわいすぎる💛


スタッフのみっちゃんは 「生まれて初めて見たぁ!!」と大興奮(笑)。


あたしはたまに 見るけど


やっぱり 見るたび 感動する。


生命の誕生って 尊いね。

じっと見たあと ザックから 袋をもってきたZくん。


そこに かわいい2匹を 入れ


水もあとから入れていた。


中をのぞいたら ゲームのように


カニの意志とは関係なく


右に左に ゆらゆら漂うカニさんが・・・(;^ω^)

着替え終わって 陸地で遊び始めた子たち。


「その棒 ちょうだい!」とKくん。


やだやだ、と渡さなかったZくんも


「どうぞ。」と譲ることができた。

その後は すっかり仲良しな ふたり😊。

こちらYちゃんは 全力で遊びきって


着替え終わり・・・果てる(笑)。

お弁当のときも 遊びのときと同じくらい


キラキラしている子どもたち。

Zくんも 「今日は梨だよ!」とうれしそう。


見せびらかしタイムに(笑)。


もう ずっと前から こまめにいたみたいだね😊。

帰り際 「Wちゃん、手をつなごう。」とAくん。


でも 途中で 突然その手を離したAくん。

「どうしたの?」と聞くと


「もういいかなと思って。」


「誰が?Aが?Wが?」と聞くと


「Wちゃんが。」って。


それは Wちゃんが ここからは


自分で行けるだろうと思って、


という主旨らしい。


また鼻がツンとしちゃった。


Wちゃんの 力量を


もうわかってるってことでしょ、それって。


(やられたわー。)と心で思った。


足場の砂利を 確認しながら


ゆっくり ゆっくり 進むWちゃん。


あたしはそれを見て 黙ってWちゃんの手をとろうとした。


すると


「自分でできるからいい。」と


はっきり言うのだ。


そこで ハッと思ってしまった。


あたしは 無意識に 「Wはやく!」と思っていたのだ。


だから 「手を貸す」って


あなたのためを思ってるよ、という 表面上のやさしさの裏に


自分の都合が 巧みに隠されているときも


あるということ。


こまめでは


なるたけ 手や口をださずに


自分の能力を発見し 伸ばすために


活動している。


なのに あたしは とんでもないことしたな!


と 反省したのであーる(;^ω^)。


無意識が いちばん悪い、と思う。


無意識に 気づかなきゃ!


Aくんの 「手放し」が 効いたー!!


ありがとう、気づかせてくれて。


おかげで Wちゃんは


自分の力で 最後まで 坂を上りきったよ。


やさしさを   「手渡す」ことも 必要、


そして ときに 「手放す」ことも 必要。


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