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決める

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。




なんと逞しい姿だこと✨



これ、紛れもなく今日の光景ですよ。


散歩で通る方々が、もの珍しそうに上から眺めていましたよ。笑




「川は楽しいねえ。」とYくん。


Yくんは誰よりも動いて、誰よりも濡れる。


「着替えればいいからね!」なんて言っちゃって。


初夏、濡れるのを嫌って沢遊びを躊躇していたとは思えないなあ。





Nちゃんは、みんなが沢から上がった後も、一人で黙々と葉っぱのスタンプをしていた。



沢遊びといっても、いろいろな遊び方があるよね。




「見て見てー!楽しい!!」と何度も言うHくんの顔がたまらない。



こんなに楽しむ姿を見たら、私も寒いなんて言ってられないなあ。




今日はMちゃんの記念すべき入水記念日。



先頭集団とは離れて、一人で歩いてきたMちゃんだったが、




沢に着くと、みんながしていることを見て


「自分でできるよ。」と言って支度をし始めたのだった。


なんだか、これまでの姿と違うぞ。



そして、支度を終えるとなんのためらいもなく、入水!



今日のMちゃんからは、強い決意を感じた。


一歩ずつ、自分で決めて進んでいるんだね。






楽しく遊んでいたかと思えば、急に泣き声が聞こえてきた。


「冷たいよおおおおおお」





(手がかじかんで)「取れないよおおおおおおお」




そして、


「Yくん、やってええええええ」



二人から同時にラブレターをもらって困惑しているようなYくん。笑


でも、そこは心優しいYくんだ。


「じゃあ、Hはちょっと待っててね。」と言って順番に2人の手伝いをしてくれた。




その中でYくんはたくさん声をかけてくれたのだが、


「もう一回脱ぐ?そのままでいい?」


「立ってやる?座ってやる?」


などと、聞いていた。



どちらかを相手に決めてもらう質問をしていたのだ。



別の場所でこんなこともあった。



Wちゃんに頼まれて、Dくんが長い枝を採ろうとした場面


「ここ(短い方)で折る?長くしたい?どうしたい?」と聞いていた。




子どもたち同士でも、「どうしたいか自分で決める」声かけをしていたのだ。


子どもたちは、私たちの声かけをよく聞いている。




でもそれだけではない。


YくんやDくん自身が、自分で決められるから、


相手のことも考えられるのだろうと思った。





沢で遊ぶ組が出発した時、


「バイバーイ」とお見送りをしてくれた子たちがいた。



一緒になって沢へ行きたそうなものだが、


「自分たちはこっちで遊ぶから」というようなはっきりした意思を感じた。




自分のやりたい遊びを決めることだって


立派な「自分で決める」場面。





沢が冷たいことも、一度はやってみないと分からない。


やってみてから、その後どうするか自分で考えたらいい。





最初から、他人が決めつけるのはあってはならない。


子どもたちは、自分で考えて、自分で決められる。




全部、子どもたちが教えてくれる✨




今日も素敵な時間をありがとう。

 
 

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