3人組
- はな
- 2024年11月12日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
手を繋いでこちらへ向かってくる3人、可愛すぎるー♡
「Tくーん、一緒に走ろう!」「Aちゃんも手つなごー!」と、3人組の始まりは真ん中のMちゃんの言葉から。

ジャンプをしていた時も、「3人で一緒にジャンプしてみようよ」と両隣の2人の手をとって仕切っていたMちゃん。
一緒に遊びたい友だちがたくさんいて忙しそうに見えるくらいだった。

以前、3人グループが一番トラブルが起きやすいとのネット記事を読んだことがある。
ずんずんもよく3人組問題の話をしていた。
こまめの子たちを見ていても、仲良し2人でがっちりタッグを組んで他の子を排除するという場面を何度も見てきたからよく分かる。
年代的にもあることだろうし、純粋に2人だけで遊びたいと言う気持ちもよくわかるが、3人で遊ぶことがそんなにも難しいのか?
だが、今日は自然と3人以上で遊ぶ姿をよく見かけた。


夫婦みたいな2人組もいたけれど笑、この2人も周りの子たちを排除していたわけではない。

Yくんがじっと2人のことを見ているので、「Yもここに入って遊びたいの?」と聞いてみた。
すると返事はない。
「見てるの?」と聞くと「うん」と言った。
自分で選んだ上で、見ていたのだ。
聞いてみないと、分からないものだなあ。

話は戻って、
3人組問題にぶち当たっていた3人。というより2人。
Yくん推しのTくんとHくんが、どちらがYくんと話をするかで揉めている。
「TだけがYと話す!」「Hと話すの!」

見ていたら、みんなで遊べばいいじゃないか・・・と思ってしまうが、2人は真剣。
大好きなYくんを独り占めしたいのだ。
他の子がYくんと一緒にいたら嫉妬してしまうくらいに好きなのだ。
この場はHくんが身を引いたのだが、
少ししたら、
「ねえ、3人で座ろー」とHくんが戻ってきたのだった。

仲間同士でのコミュニケーションを怠っているから3人が割れてしまう。
嫌なことは嫌だと相手に伝え、気になることは正直に言う。
やりたいことを伝えて、意見が食い違ったらお互いが納得する方法を話して考える。
これができれば人数関係なく、遊べるのだろう。
こまめがいつもやっていることは、どこでも誰とでも大切で尚且つ、基本。
3人組問題の解決は、難しいようで実はシンプルなのかもしれないなあ。
今日はスタッフろっきーがいて大喜びのみんなだった。

もうすっかり顔馴染みのろっきーと子どもたちが遊んでいる様子を見ると、一段と信頼関係が深まったように見えた。

ろっきーの帽子をとったYくんのいたずらな悪い顔がたまらない笑

子どもたちは、遊んでいく中でその人がどんな人なのかを測っているのだなあ。
遊びも表現であり、コミュニケーションの一つ。
子どもたちの遊びって、奥が深い。

遊びから学ぶこと、たくさんだ!
今日も素敵な時間をありがとう。
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