こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
今日は畑から出発ー!
朝の保護者との別れの感傷に浸る間もなく歩き出すと、自然と笑顔になっていく。
歩きながら、それぞれのペースで心を落ち着かせられるのがいい。
手にはいっぱいのサクランボ。
道中にはたくさんの楽しみがいっぱい。
どんどん外に目が向いていくよね!
カニがいたー!ともなれば、
どこどこー??と、どんどん足が進む。
始める頃にはこの通り、もう準備万端!
今日も遊ぶぞー!
と、遊びはじめてすぐYくんが浮かない表情をしている。
大事に持っていた棒が折れてしまったみたいだ。
Yくんが「直したい、これ直して。」とずっと言っているので、私は「直せなそうだなあ」ということを伝え、どうすればいいかなと投げかけていた。
更に、Kくんが「どうしようかねえ。」と、寄り添う。笑
今度は、一部始終を見ていたEちゃんが電話をかけ始めた。
「もしもし、Yくんのママ?Yくんの棒が折れちゃったからテープ持ってきてくれる?うん。はーい、失礼します。」と。お見事な伝達。笑
しばらくすると、突然顔がパッと明るくなり、ザックに棒をザックにしまったYくん。
「おうち帰ったらテープで直す。」と一言。
Eちゃんからヒントを得られたのか?笑、最後は自分で考えて次に移ることができた!すごいすごい!
しばらく遊ぶと、Aちゃんが「みんなー川でお弁当食べよう」と呼びかけ始めた。
ということで、お次はみんなで沢!
出発すると、すぐに後ろを気にして戻ったEちゃん。
EIちゃんが後ろに1人でいたことに気づいたのだ。
「ほら、あっちだよ。」と腕を引こうとすると、
びっくりしたのか、引っ張られたと勘違いしたのか、EIちゃんは泣いてしまった。
Eちゃんはそんな反応を見て、今度は手を出して「手、つなぐ?」とアクションを変えた。
そして、泣きながらもEIちゃんはその手に応じて一緒に歩き出した。
本当にEIちゃんのことを想っての行動だったんだね。
咄嗟にどうすればいいか考えられるEちゃん、すごいなあ。
子どもたちの動きを見ていると、1人1人とよくコミュニケーションをとっている。
上手く話せなくても、子どもたち同士での会話が成り立っていたりすることもよくある。
そんな自然なやり取りの時にはいつも、「相手の顔を見る」ということができているように思う。
目と目が合うと、言葉がなくても通じ合えるんだね。
集団生活の場ではあるけれど、
個との関わりから成り立っている、ということを改めて感じたなあ。
今日も素敵な時間をありがとう。
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