こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
気持ちいいねえ。
春って最高。
今日何度思ったことか。
その場所を最大限に感じるためには、まず寝転んでみる!
それを自然とやっている子どもたち。
最近、ゴロゴロ寝転ぶ子が多いのも納得だ。
いやいや、それにしてもくつろぎすぎではないかい。
足が伸びきっているお二人さん。笑
お花見で酔い潰れた訳ではないよね???
でもね、こんなに美しい桜の絨毯と桜吹雪(写真にうまく映らないけれどすごかった・・・!)
を眺めていたら、くつろいでしまうのも納得。
もうほんとにキレイで!!(伝えるには語彙力が足りない。)
子どもたちが可愛くて!!
最高の顔!
最高の顔!!
最高の顔!!!
「はああ可愛い♡」
「わああああキレイ〜」
と何度つぶやいたことか。
でも、今日デビューのKくんの気持ちはそんな穏やかなものではなかった。
朝は必死に堪えていた涙が、転んだことをきっかけに全て溢れ出たようだった。
Eちゃんが付かず離れずの距離感で声を掛けてくれるけれど、それどころじゃないようだ。
みんなで桜の方へ行こうとなったけれど、
Kくんの進みたい方向は真逆。
「戻る、戻る。」「森の道、嫌だ。」と言う。
どうしてか尋ねると、「怖い。」「ママあっち。」と。
そうだよね。
こわいよね。こわすぎる。
知らない場所に、知らない人たち、ママはいつ来るのか分からない。今から何をするのかも分からない。
最初は不安に押しつぶされそうな表情をして涙を堪えていたKくんだったけれど、
ここでやっと自分の気持ちを正直に出せた。
我慢をせずに涙を流せてよかった、私はそう思った。
話していく中で、
「向こうにカニがいるみたい、見に行ってみる?」というと、顔が少し変わった。
「ママが来るまで、はなちゃんやずんずんがKくんのこと守るから、一緒に行ってみようか。」というと、
「うん」と言って、泣きながらも進み始めた。
覚悟を決めた瞬間だった。
その後も、大きな声で泣いていたKくんはというと、
寝た。
というより、「出し切った」と言った方がしっくり来るだろうか。
ここまで出し切れるのは、素晴らしい。
体力を使ったことだろう。
出し切ったあとに見えたのは、朝とは別人の顔✨
桜の花びらを舞い上げるのにハマり、
「ママのところへ帰るよ。」と伝えても、「まだ帰らない。」と言ったほど。笑
桜の季節は一瞬だ。
今日の桜吹雪の中で遊ぶということは、たくさんの条件が重ならないとできないこと。
今この瞬間にしか感じられないことを体験している、と思うと
とっても尊い時間を一緒に過ごさせてもらっていると感じるなあ。
その日の仲間と、その日の天気、自然、気持ちが合わさって、
その日にしかできない体験を重ねていく。
一緒に歩いていこうね。
今日も素敵な時間をありがとう。
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