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喜び

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。







少し狭くて、暗くて、特別感があるのだろうか。


新しい場所の開拓だー!!


見てるだけで、涼しいな〜♡




こっちは・・・


見てるだけでこわ〜い。


でも、本人たちは真剣そのもの。新しい場所からの新しい景色に興味津々だ。





今日は着替えと昼食の場所変更とともに、遊ぶエリアも少し変えてみた。


「いつもの場所は土がたくさんで汚れてしまうよね。斜めになっている場所もあるし、蚊もたくさんいるから、場所を変えようと思うんだけど、いいかな?」



沢に向かう前に、理由を子どもたちに話すと、「分かった!」と真剣に話を聞いてくれた。






到着して遊ぶ支度をしてから、今度は遊ぶ場所と時間の話をずんずんがしてくれた。


「あそこの草がたくさんの場所はマダニや蛇がいるかもしれないから行かないよ。橋を渡って遊びに行ってもいいけど、お昼の後は行かないよ。」


「時計の6(11時半)になったら終わりにできるかな?6で終わりにしたら、2時にママのところに間に合うんだ。」


やはり子どもたちはみんな真剣に話を聞いている。


自由遊びといっても、集団で過ごす以上は約束事を決めることが大切だ。


大事な命を守るために、大事な時間を守るために、理由をしっかり伝えることも大切。





今日は時間をかけて沢までやってきたので、話をしている時点で時間は11時過ぎ。


いつもよりもまとまって遊ぶ時間が少なかったが、時間になって声をかけると、約束通りに「6のところ」で全員が終わりにしたのだった。


新しい場所に興奮して、盛り上がっていたにもかかわらずだ。



やはり子どもたちはそれぞれ話を聴いて、理解していたのだ。


理由も述べずに「はい終わりー」「お弁当はここで食べるよー」と大人が言ってしまうことは簡単だ。


でも、子どもたちはこれだけ話を聴く事ができて、理解することができるのだ。


時には理由を一緒に考えながら、きちんと説明していくことは大事だなぁと改めて思った。






新エリアでの活動を終えて帰る頃、


TくんがHくんの手を引いて、立ち上がらせてくれた場面があった。




立ち上がると、いつも決まって泣いていたHくんは「できた!」とニコニコ。


そして、お手伝いしたTくんも嬉しそう。

近くで見ていたAちゃんも拍手。



なんてあたたかい光景なんだろう✨




朝もそうだった。


立たせてあげようと、集まった仲間たちは


Hくんが立てると拍手〜!!



Hくんも、まだ立てずにいた仲間たちを見つめて・・・



そこに全員が関わり、、、、





仲間が立てた時も、「できた!」と自分ごとのように嬉しそうな顔をしていたHくん。




子どもたちが仲間を助けるのは、


大人に見てもらいたいからではなく、


自己満でもなく、


相手のためを想って、成長を願っているからなのだなぁとしみじみ思った。





仲間の「できた」も、自分のことのように喜ぶ子どもたち。



一つのことを、みんなで喜び合う子どもたちの姿を見ると、私も嬉しくなっちゃうよ。





今日も素敵な時間をありがとう。


 
 

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