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守る

こんばんは。

「観察する」を大事に。

元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



腹太鼓ならぬ桶太鼓がぽんぽん〜!


桶を抱えて上機嫌のWちゃん😆



足取り軽やか、いい表情、大きな声


の三拍子揃って絶好調!




砂遊びに熱中する3人。



子どもたちが本当に集中している時って、誰かが近くで見ていようが関係ないのだ。


陽だまりの中で見守る時間は何とも言えぬ幸福感に包まれる。


日陰は寒い、でも日なたにいればあったか〜い


そんな季節になってきたなぁ。


冬は確実に近づいている。。。





とはいえ、日陰でもアツアツな関わり合いが♡



寒くなると、人寂しくなるのはみんな同じ?!



何だかみんなの距離がグッと縮まっている?!





物理的な体の距離が近くなれば、


心の距離も縮まっている証拠なのかもしれない。


今日も子どもたち同士での助け合いがたくさんあった1日だった。





Wちゃんがザックを背負う時、ベルトがねじれて困ってしまった様子。


「S〜、助けて〜。」


Wちゃんは泣いてスタッフにすがりつくのではなく、ごく自然に近くで見ていたSくんに頼んだ。




Sくんは「どうしたいの?」「一回おろしてみれば?Sがここを持ってるよ。」と、ただ闇雲に手伝うのではなく、Wちゃんとしっかり対話をして関わっている。


押し付けではなく、お互いの歩み寄り。


最近和解?したこの2人の理由が分かった気がしたのだった。



それにしても、こんなにも堂々とラブラブしなくたっていいのに♡





Aちゃんは年下のIちゃんの隣にシートを広げて一言、「困ったらAちゃんがやってあげるからね。」と。




Iちゃんはここぞとばかりに甘える。笑



でも、完全に全部やらずにIちゃんも手を動かすように促すAちゃんは、


「Iがここを持って一緒に動かしてね。」と言っていた。


まるでスタッフだね。







お昼ご飯を食べたあと、Hくんが少し離れた場所で1人で遊んでいた場面。


草の奥にHくんの姿が見えるので、私たちは遠くから気にして見ていただけだった。


でも、Tくんは気にしてくれていた。



TくんがHくんの方へ行き、強引にするでもなく、自然とHくんをみんなの方へ促してくれたので、


私は、「Hくんを心配してくれたの?」とTくんに尋ねたら


「ううん、守った。」とTくんから返ってきた。


当たり前のような、真剣な眼差しでTくんはいった。



震えた。


一緒に聞いていたずんずんの心にも刺さっていた。




Tくんは、年下の子の「面倒を見る」とか「お世話をする」ではなくて


守っていたんだね。


これは似て非なることだ。





他の子たちもそうなのかもしれない。


善の押し付けではなく、相手との対話の中にある優しさと歩み寄り。




思っていた以上に、子どもたちの行動は深いものがあるのだなぁと気づかせてくれた。





私たちがみんなの命を「守る」だけではなくて


子どもたちも、仲間を「守る」ことができるんだ。





今日も素敵な時間をありがとう。

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