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実は

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。




断崖絶壁!Cちゃんは何をしている??




行こうか行かないか、何秒もここで止まって考えている。


いや、この前のめりな姿勢を見たら、


行きたいけれど、いつ行くのか悩んでいると言った方が正しいか。


そのタイミングは突然訪れた。


Cちゃんは自分のタイミングで滑り出したのだった。



あまりに急で怖くて涙が出そうになるほどだったようだ。



でも、Cちゃんの涙はこぼれ落ちず


「怖いけど、頑張った!!」と言い切った。

すごい!


今までは、下で見たり仲間の応援をしたりしていたCちゃんが


今日は自分から滑ることができた。


大きな大きな一歩を踏み出した瞬間だ✨



Kくんも、元気よく滑り出す。


画面右のAちゃんも、前回に引き続いて2回目の挑戦!



って、あれあれ??


左のAKちゃんは、みんなが滑る道を登っている?!?



これまでのみんなの滑りによって土はツルツル。手を引っ掛けられるような草や根も少ないはずだが、AKちゃんは慎重に登る。


なんと、無事登頂!!

朝はひんやりと感じるくらいに涼しさがやってき始めた。


崖登りに、崖滑り、挑戦しよう!と前向きな気持ちも運んでくれる秋の風。


空気はカラっと。


子どもたちの足取りも軽い。



走りまわったり、


秋らしいきのこ観察をしたりと


各々の遊びをしていると、お昼の時間はあっという間にやってきた。




私とともちゃん先生は「お昼はどこで食べようかねえ??」とみんなに投げかけた。



すると突然、Tくんが一人一人に聞き始めた。


「下の方と、畑の方に戻るのどっちがいい??」

今日は9人の仲間たちがいる。


Tくんは一人残さずに全員に聞き回る。



しかも、よく見ていると


小さい子に対しては、言葉を変えてジェスチャーも加えて、「〇〇、お弁当を食べるのは、あっちとこっち、どっちがいい?」と聞いている。


更に、Tくんは必ず名前を読んでから話しかけていたことに気づく。

私たちが何か言ったわけではない。


Tくんが、どうやったら全員で行動できるか考えての言動だ。


一人一人のことを理解して、思いやっているからできること。








そんなTくんに尋ねられたAちゃんは、「あっち(畑の方)がいい。」と答えると


なんと先頭切って進み始めた。


「みんな、こっちだよー」と言っている。


まだこまめにきて10回にも満たないとは思えない。笑


なんの揉め事もなく、畑の方へ向かい始める子どもたちだった。


スタッフ二人は呆気にとられてそれを眺めるのみ。笑





「自分たちで考えて、自分たちで行動する」


これだけのことができてしまうからいつも驚かされてばかりだ。





AKちゃんは、転んでしまったAちゃんを助けようと


まずAちゃんのザックを持ち上げた。

それで立ち上がることができないと分かると、


今度は前に回ってAちゃんの手を取って立ち上がらせてくれた。


よく考えている。


そして何より、相手のことを想っているからできるのだ。





2歳の同期の2人。


Rちゃんが泣いていることに気づくと、


Tくんはじーっと見てから言った。


「ほら、車あるよ。」と。


Tくんなりの優しさが溢れている。


2歳だって、相手のことを想って、自分で考えて行動する力があるのだ。






今日のお弁当前の、一コマ。

私たちスタッフが何も尋ねなくても、


突然みんなの「オッケー!」の声が響いて、Dくんの「せーの」で歌が始まった。


みんなの気持ちはしっかりと一つになっている。






それぞれが自由にしたいお年頃のはず。


でも、集団として


「自分たちで決めて、自分たちで行動する」が


できてしまうんだなあ。




「これは難しいだろう」


と線引きしてしまうことがいかに勿体無いことか。





こまめの子たちが特別なのではない。


子どもたちはみんな自分で考えて行動する力をもって生まれているのだ。




誰だって、実はできるんです!!




今日も素敵な時間をありがとう。





今年も やりまーす!




「こまめ体験会」と「こまめ説明会」





お申し込みは ちらし内の QRコードにて


よろしくお願いします。




たくさんの方と 出会えるのを




楽しみにしていますね!!

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