対話
- はな
- 2024年1月25日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「見てー!キラキラだよ。」とMちゃん。

真剣な眼差しの先にあるキラキラの正体は、霜柱だ。
「キラキラ、ママのお土産にしたいなあ。」とWちゃん。
お家まで持って帰れたかな?!

後ろで見ているIちゃんも興味深そうに霜柱を見ている。
触ったり、見たりした後は、
ザクザク、バリバリを足で踏んで確かめる。

Yくんが霜柱をスコップで掬ったかと思えば、
川に投げ入れる、ということを繰り返していた。

「川に入れたら凍るかも!」だそうだ。
子どもたちの追求は面白いなあ。
霜柱だけではなく、小さいながらもつららもできていた今日。
この辺りでは、年に数回の出来事だ。

外に氷があるというだけで、子どもたちのワクワクは止まらないのだ。
こんな場所にも、氷を発見!
やはりまずは触ることから始めたみたいだ。

手にとって観察する。

そして、舐める。

さらに、隠れて舐める。

こまめの小さな科学者たちよ、健康であれ。笑
でも、昔の科学者は、生成した物質の味もしっかり確認して記録していたのだそうだ。
子どもたちの観察眼は鋭い。
太陽にかざしても、キレイだ。

こんな見方をしていたTくんが、氷を持って焚き火のところへやってきた。
「焚き火に入れてみてもいい?」と、ワクワクした表情だった。
入れた結果は・・・

ジューっと音をたてて勢いよく蒸発していった。
「穴が空いてる!」「溶けてる!」
そんな声が上がると、自然とみんなが集まった。

たった氷一つでも、これだけの興味と疑問が湧いてきて、遊びという名の研究が尽きない子どもたちはやっぱり凄い。
終わってから、もしかしたら、氷との出会いが初めての子もいたのかもしれないね、とずんずんと話していた。
初めましての「人」と関わる時も、それぞれのペースがある。
初めましての「もの」と関わる時も、それぞれのやり方がある。
人とも、ものとも、対話するという考え方が私は好きだ。
子どもたちの「対話」をじっくり観察するのはやっぱり面白い!
今日も素敵な時間をありがとう。
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