壁
- はな
- 1月30日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「おーい♡」

その反対側♡
モテモテのHくん。

座っているだけで、立っているだけで、このサイズ感の子たちが揃っているだけで
なんて可愛いのでしょう♡

沢の方へと1人向かって行った2歳のSくんを、同級生5人が見守っている。
今日は9人中6人も2歳がいたのだ。
それでも、とっても穏やかで2歳同士の関わりがたくさんだった。
靴が「同じ!」と気づいたのはSくんの方だったそうだ。
Hくんは自分の希望で左右違う靴を履いてきた。最近こまめで流行っている履き方だ。
よく見ているんだね。

上級生が焚き火のためにお水を用意していたとき、

Sくんも同じタイミングで洗面器を持ってきて、水道に向かっていた。
だが、上級生たちは3人で運べるために、SOくんは弾かれてしまった。

悔しい・・・💦
そんな一部始終を見ていたRくんがすぐに来て、「お水入れたいの?」と声をかけて蛇口を捻ろうとしてくれた。
SOくんの気持ちがわかるんだよね。
Sちゃんは、友だちの名前を読んだり、手を繋いだり、関わりが多かった。
1人で集中して遊びに没頭している事が多いイメージのSちゃんだったけれど、今日のSちゃんは周りによく目が向いていた。
表情がいつにも増して輝くから不思議なんだよなあ。

自分のことも完璧にはできなくて、甘えたい年頃だろうに、
目の前の仲間のために、動くことができる2歳。
こまめにいると2歳が2歳に見えない、とよくずんずんと話をしているが
何度でも思う。

今日は、今シーズンで始めて入山(笑)していった子どもたち。

子どもたちの背を優に越える背丈の草をかき分けながら、進む。
物珍しさと興味で、恐怖を忘れているようだ。

たくましい2歳たちだ。
しばらく進むと、倒木を発見。
先頭を行く子たちが、「行き止まりがある!」と言って立ち止まった。

今日はここで引き返すのかな・・・と思っていると
Hくんが「行き止まりだけど、行けるよ!」と進み出した。

すると、さっきまで「行き止まり」と言っていた全員が、倒木を乗り越え出したのだった。

やる前から限界を決めて、立ち止まっていたらそこまで。
まだ2歳だから・・・
と線を引いていたら、そこまで。
でも、まだできると思えば、その先はやめない限り続いていく。
まさに、壁は乗り越えるためにある!だね。

まだまだ乗り越えていくぞー!
今日も素敵な時間をありがとう。
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