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  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年11月26日
  • 読了時間: 4分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。





今日も、朝の会で使ったシートを片付ける。


昨日は半分に畳むときに少し手助けをしたので、今日は完全に子どもたちにお願いしようと思っていた。


すると、お願いする間もなく、今日のメンバー全員の11人がシートに手をかけたのだった。


だが、これは最初だけ。笑



一生懸命にやっている途中でも、飛行機が通りかかればこの通り。


見事に手がシートから離れていく。笑



徐々に離脱していって、残ったのはこの4人。


「残った」というより、Aちゃんが「残した」と言った方が正しいかもしれない。



シートがぐちゃぐちゃになって収集つかなくなってしまった状態から、シートを広げるために、Aちゃんは大きい子にヘルプを求めて四隅を持つように言った。


一人一人に持つ場所を指示して、「最初は4人でやって、後からみんなでやろう」と。



大人がやってしまえば早いものを、Aちゃんたちは一度も私たちに「やって」とか「手伝って」とは言わなかった。


私たちも、Aちゃんたちはやり切るだろうなあと思って見ていた。


もう何だって任せられる。



最後までやり切った者にしか味わえない景色を見ることができたね!


なんと、20分以上も格闘し続けた!すごい!


Aちゃんは、そこにいたみんなの能力や特性を全て分かっていたから、瞬時に片付けメンバーを選んで指示ができたのだ。


日頃から、仲間のことをよくみて理解している証拠だなあ。



ようやく挨拶をして始められる、と思ったところでまた問題が💦


Sちゃんが、手に物を持っているから手をつなげないと言う。


そんな時、HくんがSちゃんが持っていた物を取り、


「じゃあリュックにしまおうか」と言って、リュックが置いてある方へ走った。


「(入れるの)ここでいい?」と、チャックを開けた箇所は、いつもSちゃんが大事なお土産をしまっている場所だ。


Sちゃんの大事な物を持っていたい気持ちも大事にしつつ、それでもまあるくなあれの挨拶をするためにはどうしたらいいのかを考えて行動することができてしまうのだなあ。


いつもSちゃんが手に持っている物をリュックにしまいに行くことも、物を入れる場所も、Hくんは知っていた。


思っている以上に、子どもたちは色々なことをみているし、分かっている。







よくみているといえば、この背中。笑


「私は手伝いません。あなたならできるはず!」


と書いてあるのが見えた。


ずんずんが、Yくんがザックを背負うのを待っている。



大人の気持ちがブレていれば、子どもたちにもバレバレだ。


そこにとことん付け込んで、甘えようとする。




だが、このずんずんの姿勢を見たら本気が伝わったのだろう。


Yくんは、斜面ではザックが倒れて背負えないので、平な場所までザックを持ってきて


自分でやり遂げたそうだ。


後でずんずんは、Yくんが困った顔をしたことを喜んでいた。笑


そのくらいの余裕と覚悟とYくんへの信頼をもっていたからこその、見守りだ。





このYくんのザックを背負う場面も、Aちゃんのシートの件もそうだが、


かなり時間がかかったことだ。


でも、終わってみたら時間をかけてよかったと思った。




シートを畳んでいるのを見ているとき、「手伝った方がいいかな?」「声をかけた方がいいかな?」と頭をよぎることは何度かあったが、


結果、子どもたちだけでできた。


あの時少しでも手を出していたら、この貴重な「できた」を奪うことになったのかと思うと


一つ一つの出来事を大事にしないといけないなあと思うのだ。





今朝読んだ絵本は「てなにしてる?」という本。


こうして見ると子どもの手はすごく小さいなあ。


小さな手で、大人と同じことをしようとしたらそりゃ時間がかかるし難しいはずだ。



そんな時、どんな「手」を差し伸べる?


直接的に差し伸べる「手」なのか、


心に寄り添う見えない「手」なのか。



困ったら子どもたちの手をよく見てみようっと。






今日も素敵な時間をありがとう。


 
 
 

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