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想像から 創造へ

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を引き出す


元小学校教師の ずんずんです😊。


かた焼きそばは


麺を できるだけ あんにからませないで


食べるのが 好きです。


店では カレーのように


分けて 盛ってほしいくらいです。

アーチのような 竹のトンネルをくぐった先には??


キラキラの目が たまりまへん✨。

朝から 鼻に指突っ込みながら


胸には 長い枝を さしながら


オラオラオラー!


ではないっすよ、


かわいい Kくんです♡。

今日は スタッフの助っ人として


「よっしー」が来てくれたね。


みんなすぐに 打ち解けて


ついたあだ名は 「やゆよっしー」(笑)。


五十音が言える Rくんならではの


洒落の利いた? 名付けだね。

クリスマスツリーのような 大きな笹。


それをめぐって


Rくんと Kくんが


壮絶な バトルを。

ふたりとも 本気。


譲らない。


「ぼくのぉぉぉ!!」


「Rのぉぉぉ!!!」


お山に 声が響き渡る。

Kくんが 泣き始めた。


Rくんは それでも Kくんを 押し続ける。

完全に 自分のものになるまで


やめなかった。


相手を 制するまで。


でも 残ったものはなんだろう。


明らかに 勝敗がついたところで


ふたりとも 黙ってしまった。


そして 動きがなくなった。


やりきったからだろう。


Rくんに 聞いてみた。


「ほしかったんだね。今はどんな気持ち?」


「うれしい気持ち。」


うれしいと 言っているのに


なんだか 寂しそうなのだ。


「Kちゃんは どうだろうね。」


Kくんの顔を ちらっと見るRくん。


「・・・悲しい気持ち。」


そして


あれだけ ほしがっていた 笹を


Rくんは 崖の下に 投げてしまった。

そのあと Kくんに 近づくと


「たたいて ごめんね。。。」


ぽつりと 言った。


Kくんは 「いいよ。」と。


その言い方が


実に さわやかだった。


笑顔だった。


Rくんが 本心でそのことばを伝えていることは


顔を見て すぐにわかった。


Kくんも けんかして


思いっきり やりきったから


笹のことなんて 


もうどうでもよくなっちゃったのかもしれない。


子どもたちの こんな場面に触れるたび


清い(と思いたい) 涙が こみ上げてくる。

「こっちこっちー!!」


とでも言うように


よっしーを案内してくれる Hくん。


なんだか ニヤニヤしておりますな(笑)。

今日は どんなおたからが あるのかな??


どんどん ガードレール下を


潜っていく 子どもたち。

「どうやってぇ?どうやってぇ?」


が 決まり文句の(笑) Sくんも


半分 のぞいて見る。


チャレンジしてるね いいぞいいぞ!

誰かが 後ろ向きで歩き始めると


みんなも 後ろ歩きに。


視界が 変わって おもしろいかも??

大きな スズメバチが 


ブーン ブーン!


さっと 姿勢を低くする 子どもたち。


今日 初参加の Hちゃんも


まねっこして できたね✨。


お山で 身を守る方法は これでばっちりかな??

ひゃっほー!


Kくんが 坂を おしりで滑ってくるのを見た


Hちゃんや Wくん。

次の瞬間には


もう 3人で登ってる😊。

Kくんは さっきよりも


高い点から 下りているのがわかる。


自分の 挑戦する場所や あそびを


無意識に レベルアップしていく 子どもたち。


子どもって 天才だ。

Hちゃんも まねして下りようとするが


なかなか 足が進まず へたり込んでしまう。

いろんな友だちが


泣いているHちゃんを気にかけている。


その表情や ことばたち。


聞こえなくとも 感じられるよ。


その後は この姿勢のまま


ゆっくり ゆっくりと


自力で 下りられた。


「進んでる!進んでるよ!」


声をかけていた 自分に気づき


我が事のように 思った。


ゆっくりでも


前へ行こうとする 気持ちがある限り


身体は 前へ進む。


こころと 身体が ぴったんこ。


正直だ。

「だめだよ!」


「やめてよー!」


今度は 激しい声が 聞こえてきた。


自分の 陣地?に Iくんが入ってきて


じゃまをされたと思ったらしく


とにかく 攻撃するRくん。

その後も おさまらないのか


Iくんの足を 踏みつける。


何度も 何度も。


なんだか 今日は しつこい。


とにかく 


自分が納得いくようにならないと


もう 許せなくて たまらないみたいなのだ。


でも もう


途中から


「目的」が 変わってしまっていることに気づいたので


中に 入って制した。


「陣地を 守りたい!」


から


「あいつを 打ちのめす」


に 変わっていったからだ。


さっきの 笹のけんかと同様


もう 笹も 陣地も


どうでもいいのだ。


相手を 打ちのめすことに


夢中になってしまった Rくん。


その後も 変だった。

でも どうしようもない思いを


いろんなかたちで


だしているんだなぁと 思い


見守ってみることにした。

まだ ことばがうまく伝えられない子たちは


とにかく 身体で 表す。


相手を 押す たたく。


それで 自分の拒絶や 不快を 表している。


そこに おとなである人たちが 


サポートすることが


すごく 大事になってくる。


「何をしたいのか」


「どんな気持ちなんだろうか」


その子の 立場になり


想像する


そして


創造する。


いやぁ 鍛えられますなぁ!!

泣いている Hちゃんの 頭を よしよし。


いいとこ いっぱいある 子どもたち。

おぉ!


Hくん 初めて おしりすべりしたね!!


そんな 気づきも うれしい♡。

蜂の巣を 見つけた Kちゃん。


「お母さんに プレゼント??」


ときくと


これは ちがーうと


ぽいっと 捨てられてしまった💦。

今日は よっしーと よろしくやってたね(笑)。

あ ここでもか!


なんだ このふたり。


体勢 変わってないじゃんか(笑)。

14時になり お迎え場所に 向かう頃


いつもなら


陽気におしゃべりしながら 歩く 帰り道。


黙って歩く Rくん。


お母さんのところに着くと


「ごめんねしてくる。」と。


Kくんと Iくんに


「たたいて ごめんね。。。」


ずっとずっと 考えていたんだろう。


自分のしたことを 振り返りながらの


帰り道だったんだろう。


こんな小さな 身体に


どれだけ


大きな事柄として


残っていたんだろう。


でも それを 吐き出すことで


ことばにして


こころにのせて 伝えることで


Rくんは 


すっきりしていくのだろう。


無理に 「ごめんね」を 言わなくていい。


「わかったよ。」と


お利口に ならなくていい。


ただひとつ


自分のこころに


嘘は つかない


ということ。


これができるRくんの


これからが


楽しみだ。


もちろん


みんなみんなの 成長が


楽しみで仕方ない。


たくさんの 気づきを


ありがとう。


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