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春を待って

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


座高が短い(つまり足が長い)外国人て


かっこいいです。

「もーいーかーい?」


目をつむってる風の Sちゃんと


がっちりと つむる Hちゃん。


Sちゃんは 楽しくてたまらない様子。

今日は 4歳の姉さが 二人もいる日だったから!


ご覧のように はっちゃけておりますー(笑)。


今まで 年上の子たちに ついていくよりも


自分のしたいことを ただただ 自由に楽しんでいたSちゃん。


来月は 3歳。


視野がどんどん広くなって


人とのかかわりも 楽しい!と


思えるようになってきた 兆候なんだなぁ。

「穴があるぅ!」


「ありが 出てきた!」


にわかに 騒がしくなる ありさんち上空。


子どもたちは 観察 のち 破壊する


生き物だということを


ありさんも 経験上知っているのだろう。

そのうち だれかが その穴を 埋め始めた。


「あー 壊れちゃった!」


という声と同時に 


「そうだ また穴をあければいいんだ!」


と お姉さんたち。


2歳から4歳まで 頭をくっつけあって


ほじほじしていると

「返して!」


Sくんが Hちゃんが使っていた枝を 横取り。


何も言わないが 返す気のない、


というより それを楽しんじゃってるSくん。


その様子を見ていたAちゃんが


Hちゃんに そっと枝を渡していた。


「これでもいい?」


Hちゃんは 満足そうに 「いいよぉ。」と


にっこりした。


Aちゃんになぜ枝を 渡したか聞いてみると


「だってあの子、子どもだから。」


だって(笑)。 Sくんは 2歳、Aちゃんは4歳。


4歳からは 子どもに見えるのね、


なんだか ほほえましくなった。


いつの間に 大きくなったんだ。

その後も 今日は 何度か


Sくんが Hちゃんのものを とる


と言う場面が 続いた。


そのたびに Hちゃんは言っていた。


「やんないでー。」「返してー。」「だめだよー。」


わたしも 聞いていたけど


本気で 返してほしい気持ちが 感じられなかった。


いやなことを されての


当然の ことば。


だけど 気持ちがのらないと


伝わらない。


「本当に返してほしかったら 相手の目を見て顔を見て


 そうして 自分の気持ちを 伝えてきたら。」


それまで 背中にむかって言っていたHちゃんは


Sくんの 顔の前に行って


伝え始めた。


そしたら 「いいよ。」だって。


伝わると けっこう あっさりと


人は 動くんだね。

その後も Sくんの 「ほしい!」は


まだ 続く(笑)。


でも

そのたびに 


「貸して~」


「ちょうだい。」


「いっこ いい?」


コミュニケーションが 変わっていくんだ。


一日の中で


自分でアレンジしながら こんなにも


変化をつけていくとは!


「いい?」と言っている間は


近くにほしいものがあっても


奪おうとはしなかった。


考えてる。


うん 考えてるね!

子どもたちの 


インプットからの アウトプットは


それぞれの ペースがある。

その速度を


まわりとはかることなく


その子自身と


比べてみないとなぁと 感じる。

卒こま式で 記念植樹をしてくれた ももの木。

なんと 小さな芽がでてるではないか🌱✨。


子どもたちの芽も


少しずつ 少しずつ だなぁ。


待っていた 春。


これから 待つ いつかの 春。


どの春も


楽しみばかりですね😊。


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