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泣くの終わったね

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



「ワン、ツー、スリー!」でネットから顔を出す2人。


最近までアメリカにいたSIくん(左)と、アメリカ人のお母さんがいるSYくん(右)、英語に馴染みがある2人の掛け声がピッタリ揃った瞬間✨




SIくんもまだ5回目、SYくんは2回目のこまめだ。


SYくんは朝からこんな笑顔をだったわけではない。



今朝も「マミー、マミー」と泣きに泣いた。


でも、前回のような激しさはなく、道路に出て母を探して1人で行ってしまうこともなかった。




さらに、目線はすぐに外に向いた。



そりゃ、気になるよねぇ。





水溜まりに、


滑り台。



お水を飲みに戻っても、目は仲間に釘付けだ。




こうなったらもう怖いものなし!


自分から動き出したSYくん。



泣いていた時に見ていたことを全部やる。


インプットしていたものを、あっという間にアウトプットしてしまったのだった。



楽しそうに滑り台をしているSYくんを見て、


D くんが言った。



「はなちゃん、S、泣くの終わったね。」と。


それもにこやかに。



Dくんは直接関わりはしなかったものの、泣いていたSYくんをずっとずっと気にしてくれていたんだ。


新人のSYくんに、まだどこか距離があるのかなと思っていたけど、それはこちらの思い込みだった。



「S、泣いてるね。」と言ったHくんの表情も物語っている。



みんなどこかで気にかけていたんだよね。


だからこそ、SYくんは思う存分に泣いて気持ちを出し切って、自分の遊びに向かうことができたんだろうなぁ。



先輩たちが楽しそうに談笑していたら、


SIくんもそれを見てにこにこしていた朝。






後輩たちは、先輩たちの動きをみてまねし、



先輩たちは、後輩たちが困っていると手を差し伸べる。


 


このこまめの歴史は、ずっと受け継がれて、繰り返されていくのだね。



子は子をみて育つ!


みんな輝いているなぁ。



今日も素敵な時間をありがとう。


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