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  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 3月13日
  • 読了時間: 3分

今日の、朝の待ち時間に読んだ本は、「かぜ、ビューン」


最近は、子どもたちからのリクエストに応えて1冊読んでから、用意した絵本を読んでいる。




「えぇーっ?!?」

「あれぇ?!?」


芸人のような見事なオーバーリアクションをしながら、こんなに笑顔で聞いてくれるのは嬉しい。



今年度、何十回読んだか分からなないくらい読んでいるこの絵本。

もう、みんな展開を全て知っているはず。


それでも面白くてたまらない。


内容そのものもあるだろうが、仲間と一緒に見ること自体が楽しくて仕方がないのだろうなぁ。


この年齢で、かけがえのない仲間ができるってどんな感じなのだろう。





春のように気温が上がってきた今日は、みんなの足取りも軽やかだった。

みんなが沢の方へ行くので、私も見に行こうかなと言うと


「行ってみよー!!」と Yちゃんの大きな声がした。


今日のYちゃんはいつにも増して元気!




沢に行ったのかと思ったら、また戻ってきたではないかー!


魚の群れのように笑、みんなで。


よく走ること走ること。





走っていたらTくんの靴が泥沼にはまってしまった。


「あ〜」


とTくんが言ったその一瞬のうちに、Yくんがやってきてはまった靴を取ってくれた。


突如現る正義のヒーロー、いつどこで見ていたんだ?!


視野の広いこと。







「楽しいから入ろ!Zくん最後の日だよ!」



と言いながら、Hくんはみんなを沢に誘っていた。



小さい子たちも、そんな先輩たちを見て、追いかけるように遊んでいた。


みんなが沢の近くでわいわい遊んでいた。







そんな時、蝶々が飛んでいるのが見えると、

「春がきたよー!みんなで見に行こうよ!」

Aちゃんが言った。



「卒業の春」と「季節の春」の掛け言葉に聞こえてならないスタッフ陣は、考えすぎでしょうか?笑

沢で遊んでいたみんなが、また集合した。




振り返りの時、


「みんなで沢で遊んだのが楽しかった。」


「みんなで走ったのが楽しかった。ずんずんもはなちゃんもね。」


TくんとAちゃんの言葉。


みんなを想う、愛の言葉だった。



みんなとの時間を惜しむように、最終日を終えていった子どもたち。


Sくんは「こまめ♪こまめ♪」と鼻歌混じりに遊んでいた。


「こまめ」という言葉を、Sくんから今日何度も聞いた。


これはきっとSくんの、こまめへの愛なのだろうと受け取った。




ずんずんが、今日読んでくれた絵本は


「あいの うた」



「かけがえのない ただひとりのひと


きみを おもう きもち


それって あい?」


そんなページの一枚。


「あい」の意味を分かっての行為だと思う。




そんな感動的なシーンの後、

  


「これなんだー?」とYくんが言った。



絵本の続きは、


「それが あい」



ちょっと笑ってしまったけど、


そのくらいがちょうどいいか。


これが あい。





こまめのみんな、愛してるよ。



 
 
 

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