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一瞬

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年4月5日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。





気持ちいいねえ。


春って最高。


今日何度思ったことか。


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その場所を最大限に感じるためには、まず寝転んでみる!


それを自然とやっている子どもたち。


最近、ゴロゴロ寝転ぶ子が多いのも納得だ。



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いやいや、それにしてもくつろぎすぎではないかい。


足が伸びきっているお二人さん。笑


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お花見で酔い潰れた訳ではないよね???


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でもね、こんなに美しい桜の絨毯と桜吹雪(写真にうまく映らないけれどすごかった・・・!)

を眺めていたら、くつろいでしまうのも納得。


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もうほんとにキレイで!!(伝えるには語彙力が足りない。)


子どもたちが可愛くて!!



最高の顔!


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最高の顔!!


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最高の顔!!!


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「はああ可愛い♡」


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「わああああキレイ〜」


と何度つぶやいたことか。





でも、今日デビューのKくんの気持ちはそんな穏やかなものではなかった。


朝は必死に堪えていた涙が、転んだことをきっかけに全て溢れ出たようだった。


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Eちゃんが付かず離れずの距離感で声を掛けてくれるけれど、それどころじゃないようだ。




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みんなで桜の方へ行こうとなったけれど、


Kくんの進みたい方向は真逆。


「戻る、戻る。」「森の道、嫌だ。」と言う。


どうしてか尋ねると、「怖い。」「ママあっち。」と。


そうだよね。


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こわいよね。こわすぎる。


知らない場所に、知らない人たち、ママはいつ来るのか分からない。今から何をするのかも分からない。


最初は不安に押しつぶされそうな表情をして涙を堪えていたKくんだったけれど、


ここでやっと自分の気持ちを正直に出せた。


我慢をせずに涙を流せてよかった、私はそう思った。




話していく中で、


「向こうにカニがいるみたい、見に行ってみる?」というと、顔が少し変わった。


「ママが来るまで、はなちゃんやずんずんがKくんのこと守るから、一緒に行ってみようか。」というと、


「うん」と言って、泣きながらも進み始めた。


覚悟を決めた瞬間だった。





その後も、大きな声で泣いていたKくんはというと、


寝た。


というより、「出し切った」と言った方がしっくり来るだろうか。



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ここまで出し切れるのは、素晴らしい。


体力を使ったことだろう。





出し切ったあとに見えたのは、朝とは別人の顔✨


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桜の花びらを舞い上げるのにハマり、


「ママのところへ帰るよ。」と伝えても、「まだ帰らない。」と言ったほど。笑




桜の季節は一瞬だ。


今日の桜吹雪の中で遊ぶということは、たくさんの条件が重ならないとできないこと。



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今この瞬間にしか感じられないことを体験している、と思うと


とっても尊い時間を一緒に過ごさせてもらっていると感じるなあ。



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その日の仲間と、その日の天気、自然、気持ちが合わさって、


その日にしかできない体験を重ねていく。



一緒に歩いていこうね。





今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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