top of page

守る

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年11月14日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



腹太鼓ならぬ桶太鼓がぽんぽん〜!


桶を抱えて上機嫌のWちゃん😆


ree

足取り軽やか、いい表情、大きな声


の三拍子揃って絶好調!




砂遊びに熱中する3人。


ree

子どもたちが本当に集中している時って、誰かが近くで見ていようが関係ないのだ。


陽だまりの中で見守る時間は何とも言えぬ幸福感に包まれる。


日陰は寒い、でも日なたにいればあったか〜い


そんな季節になってきたなぁ。


冬は確実に近づいている。。。





とはいえ、日陰でもアツアツな関わり合いが♡


ree

寒くなると、人寂しくなるのはみんな同じ?!


ree

何だかみんなの距離がグッと縮まっている?!


ree



物理的な体の距離が近くなれば、


心の距離も縮まっている証拠なのかもしれない。


今日も子どもたち同士での助け合いがたくさんあった1日だった。





Wちゃんがザックを背負う時、ベルトがねじれて困ってしまった様子。


「S〜、助けて〜。」


Wちゃんは泣いてスタッフにすがりつくのではなく、ごく自然に近くで見ていたSくんに頼んだ。


ree


Sくんは「どうしたいの?」「一回おろしてみれば?Sがここを持ってるよ。」と、ただ闇雲に手伝うのではなく、Wちゃんとしっかり対話をして関わっている。


押し付けではなく、お互いの歩み寄り。


最近和解?したこの2人の理由が分かった気がしたのだった。


ree

それにしても、こんなにも堂々とラブラブしなくたっていいのに♡


ree



Aちゃんは年下のIちゃんの隣にシートを広げて一言、「困ったらAちゃんがやってあげるからね。」と。


ree


Iちゃんはここぞとばかりに甘える。笑


ree

でも、完全に全部やらずにIちゃんも手を動かすように促すAちゃんは、


「Iがここを持って一緒に動かしてね。」と言っていた。


まるでスタッフだね。







お昼ご飯を食べたあと、Hくんが少し離れた場所で1人で遊んでいた場面。


草の奥にHくんの姿が見えるので、私たちは遠くから気にして見ていただけだった。


でも、Tくんは気にしてくれていた。


ree

TくんがHくんの方へ行き、強引にするでもなく、自然とHくんをみんなの方へ促してくれたので、


私は、「Hくんを心配してくれたの?」とTくんに尋ねたら


「ううん、守った。」とTくんから返ってきた。


当たり前のような、真剣な眼差しでTくんはいった。



震えた。


一緒に聞いていたずんずんの心にも刺さっていた。




Tくんは、年下の子の「面倒を見る」とか「お世話をする」ではなくて


守っていたんだね。


これは似て非なることだ。





他の子たちもそうなのかもしれない。


善の押し付けではなく、相手との対話の中にある優しさと歩み寄り。




思っていた以上に、子どもたちの行動は深いものがあるのだなぁと気づかせてくれた。




ree

私たちがみんなの命を「守る」だけではなくて


子どもたちも、仲間を「守る」ことができるんだ。


ree



今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

コメント


bottom of page