目的
- はな
- 2024年6月25日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
沢が気持ちい時期になってきた!
こまめのオアシスは、いつも貸切♡
沢で遊びはじめたこの時間、みんなそれぞれの感覚に集中していて静かなんだなあ。
「気持ちいい!」と聞こえたので振り向いたら、Rくんの声だったことに驚いた。
この時は誰の真似でもない、自分の感想だった。
「ねえ、超楽しいんだけどお!」と、今度はZくん。
思ったことを素直に言う、というより、
思わず言葉に出てしまう、といった感じだね。
沢に入ると、木と砂利でおままごとを始めたAちゃん。
「見て!やっぱり沢でおままごともできたよ!」と。
実は、沢に行くことはMちゃんの提案から始まった。
AちゃんはMちゃんに「あっち(沢の方)行こう」と言われた時に、二つ返事で「いいよ!」と答えていたが、
「でも(畑で)おままごともしたいなあ。・・・そうだ!沢でもおままごとできるか!」
と、自分で折衷案を立てていたのだ。
0か100ではない、柔軟な思考ができることが素晴らしい✨
Mちゃんは、全員に対して声をかけることはなかったが、一人ずつに話をして沢に行くことを誘っていた。
恥ずかしがってモジモジすることもあるMちゃんだが、しっかり相手の目を見て伝えていたね。
そんなMちゃんの働きかけもあってか、無事に沢に行くことができたが、沢で遊び始めた頃にはもう11時手前・・・。
暑いし、荷物は重いし、私は正直早く目的地に到着したいと思っていた。
でも、子どもたちを見ているとそうではなさそうだ。
みんなで移動するスタイルのこまめは、誰も一人にすることはできない。
その精神が染み付いているベテランさんたちは、当たり前のように小さい子を守ってくれる。それも楽しみながら。
みんなの水筒を集めて運ぶことだって、楽しんでしまう。
Dくんが「俺がやろうか」と引き受けてくれたこの仕事。足りない子の分を指摘してどんどん水筒を回収するも、重くなってしまった・・・
そんな時、言い出しっぺのDくんが「いいこと思いついた!」と言った。
お?!と期待したら、Dくんから出たアイデアは
「重いからみんな自分の持って!」だった。
振り出しに戻ってるやないかーい!!笑
あ、でもみんなすごく楽しそう。笑
みんなにとって大事なのは、楽しいかどうかなのね。
「I、手伝うよ!」と水筒をしまう時に困っていたIちゃんに、Kくんから声をかけた。
すると、Yくんが「倒れないように」と言って支えにきた。
「最後は私に任せて」とAちゃんもやってきた。
自分のことは自分でやるこまめ。
時には手伝ってもらうこともあるが、こうして仲間が自然と集まってチームプレーが繰り広げられているのだ。
目的を果たそう
やることはしっかり完了させてから次にいこう
と私たちは声をかけてやっているが、
やるからには楽しんで、
時には支え合って、
その目的をどう果たすかが大切なのだと、子どもたちを見ていて思うなあ。
今日も素敵な時間をありがとう。


















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