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覚醒

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年7月6日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



油断していたらこちらが引き込まれてしまいそうなくらいの、真剣な眼差し✨


朝からこんなにも心が整っているなんて、すごいなあ。

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なるほど、こちらも整っているからか。笑


いや、逆か。


心が整えば、環境も整うし、


環境が整えば、心も整う。

ree

さあ、今日も9人の熱い旅が始まるぞ。


準備はいいかーい??

ree

イエーイ!!

ree


熱い旅というより、暑い旅の行き先は沢(オアシス)。

ree

先頭を行く2人の背中が頼もしいので、私はそっとついていく。




そんな中、偽のオアシスに引っかかっている仲間が数名。笑


ree

本物のオアシスまでの道のりは長いよ〜。




その頃、先頭集団たちはアスファルトの道まで出てきた。


すると、先頭の2人に続いてみんなが続々と座っている。

ree

待つことが当たり前といった具合だった。



「ずんずんまだかな〜」「あとWちゃんだね!!」などと後ろにいるであろう仲間のことをみんなで話している。


そして、仲間がぽつりぽつりと到着する度に、


「あっ、〇〇きた!」と迎え入れるのだ。

ree

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私は、そろそろ来るかなぁ?と焦っていたけれど、子どもたちの方がよっぽどどんと構えて、信じて待っている。


完敗です。





ようやくみんな合流して、沢へ行く坂を下っている時は、


Dくんが先頭をしっかりリードして、


ree

後ろを向いたら、


Tくんが滑落の危険のある側を歩いて、


「こっち歩いてね〜」と誘導していた。


ree

私は本当に見ていただけ。


素晴らしい連携プレーに、またまた完敗。




無事に辿りついたオアシス(本物)は最高〜♪

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当然、水には入らないと決めて陸で遊ぶ子もいるが、


それぞれに楽しみを見つけている。


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するとお店屋さんごっこをしていたCちゃんの大きな泣き声が聞こえてきた。

ree

使いたい石が被ってしまったり、


1人で切り盛りしたいのに、店員志望者が現れたり。

ree

その都度、間に入って一緒に状況を整理したり、


相手にして欲しいことや自分の想いを一緒に言葉で伝えてみたりした。




しばらくすると、またKくんがCちゃんのお店に来た。


すると、Cちゃんは


「これは、はなちゃんの。Kくんは取らないでね。」としっかり伝えることができていた。

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泣くことが先行しがちだったCちゃんだったが、


涙を見せずに、軽い感じで自然に伝えられたではないか。


この短時間での吸収と成長に驚き。



この出来事を皮切りに、Cちゃんが覚醒した!笑


できないことでつまづくと涙必須だった着替えも、なんだか今日は目の色が違う。


あっという間に自分の力で全部脱いでしまった。


そして、靴下を履く時にも、指の力がしっかり入っている。


「泣いてないよ!」なんて言葉も口にして。

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難しいことは、自分で一生懸命やった上で


「手伝って。」とはっきり伝えることもできた。


そりゃもちろん手伝うとも!!




Cちゃんの覚醒タイムは終わらない。


食べるのに気合が必要なミニトマトも、半分を一口でパクリ!


ree

自分でできるところまで、しっかりお片付けもして。

ree

本日の主役、おめでとう✨




この頃、毎日誰かが覚醒していくのを見ている。


決まって、その子の顔つきはまるで別人のようだ。


自分に偽りのない、覚悟を決めたような顔。


心から楽しんでいる笑顔。




一つ一つの小さな経験を糧にして、


溜めて、溜めて、溜め込んだところで、一気にアウトプットするから、


覚醒とか、開花とか、開眼とかいう言葉がピッタリくるんだろうなあ。




毎日の積み重ね、一瞬一瞬の積み重ねの大切さを改めて思い知ったよ。


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次に目覚めるのは誰だ?!?






今日も素敵な時間をありがとう。







 
 
 

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